ビジネスプロフィール写真なんて顔が写っていればいいと思っている?
それは大きな間違いです!
これらの写真を見て、いかがでしょうか?
「ただの顔写真」でないことは一目瞭然ですよね。
優れたビジネスプロフィール写真は、その業界や使い道に合わせてしっかり考えて作られるもので、「ただの顔写真」との違いがはっきりとしているのです。
この記事では、あなたのビジネスと人生を変える優れたビジネスプロフィール写真を撮影するためのポイントを、撮影前の準備、ヘアメイクや撮影におけるテクニックなどに分けて、ていねいに紹介していきます。
目次
優れたビジネスプロフィール写真の効果とは?
あなたがもし、ビジネスプロフィール写真を「ただ顔がわかればよいもの」程度に思っているとしたら、あなたのビジネスは苦戦するでしょう。なぜなら、ビジネスプロフィール写真は以下の重大な効果を持っているからです。
- 良好な第一印象を与える
美的・知的な第一印象を与えられることによって、その後あらゆる分野で莫大な利益を得ることは、各種の研究で実証されています。 - 親しみやすさや信頼性をアピール
多くの職種では、親しみやすさや信頼性をアピールできることが非常に重要です。 - 専門性の表現
職務内容に適した服装や表情、ポーズなどで、専門知識、経験を持つプロフェッショナルであると一瞬で認識させることができます。 - ブランドイメージの強化
ただ美しいだけでなく、会社の価値観やブランドイメージと一致しているビジネスプロフィール写真は、そのブランドイメージを引き上げます。 - マーケティング効果の最大化
さらに、人の記憶に残る印象的な写真を撮ることで、大きな宣伝効果を発揮することができます。
この5つの効果を満たしたプロフィール写真を、深い考えもなく“ただ撮った”写真と比べた場合、あなたのビジネスの将来やキャリアを全く違う位置に引き上げてくれる可能性が簡単に想像できると思います。
ビジネスプロフィール写真の
職業別アピールポイント
理想のビジネスプロフィール写真は、職種によってアピールするべきポイントが異なります。
- 社長や経営者・・・・・・・・自信に満ち溢れた、堂々とした笑顔
- 弁護士や医師・・・・・・・・知性や専門知識が伝わるような写真
- 教師やセミナー講師・・・・・親しみやすさやコミュニケーション能力を前面に
- 作家や著者・・・・・・・・・知性や奥行きを感じさせる落ち着き
- 美容や料理のアーティスト・・専門性と華やかさを映し出す
- 占いなどスピリチュアル・・・ミステリアスな美しさを
など、それぞれの立場が求められるイメージを演出するのが基本と言えます。
ビジネスプロフィール写真の
用途別ポイント
ビジネスプロフィール写真は、その使用用途によって撮るべき写真のスタイル(カメラの世界ではカット数と呼ばれます)が変わってきます。そのため、撮影に入る前に写真をどう使いたいのか、どのようなイメージを目指しているのかをはっきりとさせておくことが重要になります。
ホームページ用の
ビジネスプロフィール写真
今最もニーズのあるホームページ用のビジネスプロフィール写真では、以下のポイントを心がけて撮影することが重要です。
- 必要に応じたバリエーション数
ホームページのどのページで使用するかを意識してバリエーションを持たせた写真を用意しましょう。広報然としたバストアップの他に、インタビュー記事のような活動的写真、ユニフォームに着替えての写真など、必要な写真を予め想定しておいてください。 - ホームページデザインとの統一感
ホームページ背景と写真背景の色バランスの他、余白の有無の必要性などを考慮して撮影すべきです(余白がわずかでもあれば、アプリによる加工で広げられます)。また、他の人物との表情や顔の向きを整えることも有効な場合があります。 - ブランドイメージとの統一感
服装や表情、ポーズなど、ブランドイメージに則した写真を掲載することで、それをさらに増進することができます。
雑誌やチラシ掲載用
ビジネスプロフィール写真
基本的にホームページ掲載用に準ずる感覚でよいですが、セミナー講師のスケジュールページなどで何度も同じ講師が登場する場合には、全く同じ写真が並ぶことで退屈に思われることもあります。角度や表情に差を付けて色々なパターンのものを撮っておくとよいでしょう。
SNS用のビジネスプロフィール写真
今重要なSNS用の写真ですが、スマホの自撮りも含めて様々な表現が考えられ、いまだ「定番の無い」状態と言えるでしょう。以下を参考程度に述べておきます。
- 正攻法からおふざけまで
オフィシャルな1枚の写真を使い続けるかたもいれば、軽妙なデザインのものをマメに更新するかたまで人それぞれという状況。意欲差以外に、ビジネスの種類や立場によっても違ってくるでしょうから、どちらがよいとは一概に言えないでしょう。 - 構図の多様性も随一
思い切り引いた(人物の小さい)写真、顔が判別しないくらい横向きの写真など、さまざまな写真が混在していますよね。ひとつアドバイスさせていただくと、“人物を中心に置かないよう”トリミングすると、一気にセンスが上がることが多いです。
名刺用のビジネスプロフィール写真
名刺用のビジネスプロフィール写真は、以前はシンプルなものばかりでしたが、最近ではユニークな表現も増えています。名刺を受け取った人にどんな印象を与えたいかを想像して撮影方針を決めましょう。
- シンプルな表現
記憶・判別等を目的とした写真なら、正対気味に立って目線をカメラに向け、笑顔・真顔ともに穏やかな表情で撮影します。 - ユニークさを求めて
ギョッとするくらい大きな写真や思いっ切りの笑顔など、最近は個性的な名刺も増えてきました。ビジネスの内容によってはチャレンジしてみてください。
誰に撮ってもらうか
(撮影方法)は極めて重要!
プロフィール写真を撮るうえで、どこで誰に撮ってもらうかは極めて重要ですが、上述の職業別・用途別のポイントなどから撮影のイメージが既に固まっていれば、自ずとそれに適した撮影方法が選択できると思います。
詳しくはこちらをご覧ください。
ビジネスプロフィール写真撮影のための準備のすべて
撮影法までが決まれば、次はあなた自身の準備。特に重要なのは服装と美容、それから「イメージ写真を用意すること」です。
ビジネスプロフィール写真のための
服装選び
ポイントはあなたの職務内容をイメージさせる服装であること、そしてもちろん、パリッと美的に見えたり、似合っていることでしょう。圧倒的に多いのはスーツ姿ですが、職場の制服や普段着も業種によって用いられます。複数の服装で撮影することもぜひ検討してみてください。
男性の服装選び
スーツ姿の場合、以下の点にも気を配ってください。
- ネクタイとベスト
通常はネクタイを使用しますが、カジュアルな雰囲気を出したい場合は省略しても。数種用意して、スタジオで選択してもらってもよいでしょう。
また、ベストの着用は最近では少数になっていますが、フォーマルさや華やかな印象を与えたい場合は有効です。 - ポケットチーフ
抜群のオシャレアイテムですが、今は少し流行のピークを越えた感も。それでも見せ方をシンプルにするなど、工夫してトライする価値はあると思います。 - 時計
余計なイメージを与えてしまう可能性もあるため、目立ち過ぎないものを選んで着用するのが一番よいでしょう。
女性の服装選び
- 仕事着
スーツがやはり一番多いですが、男性に比べると職場ユニフォームの比率は高いです。 - スーツの色
濃色は真面目さや力強さを表現し、明るい色は華やかさや優しさを表すことが多い。ただし、白やその類字色は、最近よく用いられる白背景では輪郭がぼやけることもあります。 - インナー
カットソーや薄手のセーターを選ぶか、襟付きのシャツブラウスにするか、悩ましいところですね。色はやはり白が多く、シャツではボウタイ付きのものが多い印象です。 - アクセサリー
職種にも寄りますが、一概に言って、アクセサリーがあまり主張すべきではないでしょう。ネックレスで首元をすっきりと長く見せたいとか、イヤリングで顔輪郭を引き上げたいなど、特に狙いのある場合だけ着用するくらいでよいと思います。
服装を数点持ち込むときの注意
男性も同様ですが、撮影当日に服装を何パターンも持参すると予約の時間を消化してしまう可能性があるため、持ち込む点数は2~3パターンまでに抑えておくほうがよいでしょう。また、服の汚れやアイロンにも配慮したほうがよいですが、きちんとしたスタジオではスチームアイロン等は準備してあります。
ヘアカットやカラーリングは
事前に美容院で
メイクサービスのあるスタジオでも、ヘアカットや毛染めは当日行いませんので、気になる場合は事前に美容院で整えておくことが必要になります。ただし、髪の根元のリタッチ程度ならヘアメイクが行ってくれるでしょう。
最も重要な準備
~撮りたい写真のサンプルを用意する
自分の撮りたい写真のイメージを最も簡単に伝える方法が、イメージ画像をスマホなどに集めて、スタジオ側に見せることです。
同業種の方の写真だけでなく、芸能人などでも構いません。また、自分のイメージが固まり切れていない場合も、優れたヘアメイクやカメラマンなら、それらのサンプルを見て、そこからあなたのイメージを具体化してくれることがあります。ちょっとした労力ですが、その効果は大きいと思ってください。
ビジネスプロフィール写真撮影のまとめ
ビジネスプロフィール写真をただの顔写真と捉えていると、あなたのビジネスや人生の発展性の可能性を大きく損なうでしょう。優れたビジネスプロフィール写真は、業種や使用用途に即して周到なヴィジョンで作成されており、その差が歴然とついてしまいますから。
撮影方法で最もお勧めできるのは専用のフォトスタジオで、ヘアメイク、撮影からレタッチまで、長い年月を経てきていなければとても到達できないような技術が集積されています。ただし、そのスタジオが、ご自分の求めるような写真を撮ってきているかをリサーチしてからオーダーすることは忘れないでください。
では、あなたが優れたビジネスプロフィール写真を手に入れ、あなたのビジネスライフや人生そのものがより素晴らしいものになるよう願っております。
TAKUMI JUN Make-up Salonの
ビジネスプロフィール撮影の特徴
プロフィール写真撮影に特化した
ヘアメイク&フォトスタジオです
ファミリーフォトの多い一般的なフォトスタジオとは異なり、タクミジュンメイクアップサロンはプロフィール撮影の比率が(撮影サービスの)80%を超えています。いわばプロフィール撮影のプロ中のプロであり、当然より多くのノウハウが集積しています。
ヘアメイクと撮影の連携
当店はメイクアップ専用サロンから発展したためメイクアーティストは全員専属スタッフ。他のスタジオのヘアメイクは外注で、カメラマンからすると「お客さん」に近いことと対照的です。
ヘアメイクがメイク中にイメージを膨らませ、カメラマンに伝えるという形式を取るため、強い連携性が保たれるのも大きな特徴。例えばほうれい線に難がある方なら、メイクのハイライト、撮影のライティング、写真修整の3つをバランスよく用いて、ナチュラルにカバーすることができます。
レタッチまでを
メイクアップアーティストが担当します
ナチュラルメイクを習得したメイクアップアーティストがレタッチを担当することのメリットは多大ですが、その第一はなんといってもナチュラルに仕上がること。特に「肌感」にはこだわります。
パーソナライズされたライティングで
あなたの魅力を引き出します
これもメイクサロンから発展したからこその特徴。ズバリ、当店で日常行われている「顔立ちや肌質でライティングを変える」という手法は、多くのカメラマンが“考えたこともない”ものでしょう。私たちからすれば、そもそも、ベースメイクのハイライトと、撮影のメインライトは同一の役割を果たすものなのに!
詳しくはこちらをご覧ください。
TAKUMI JUN Make-up Salonの
ビジネスプロフィール撮影の料金
ベーシックプラン
ビジネスプロフィール撮影の通常プランというべきもので、ヘアメイクと撮影(プリント付き)¥17,000〜。撮影枚数は、カメラマンが選択の後30枚に。データはオプションになり、全データ¥8,800〜。
アーティスティックプラン
ヘアメイクが付き添い、時間もベーシックより長く取って撮影するプラン¥37,400〜。ヘアメイク・撮影・データ・プリント付き。より表現力の強い写真を、数多く残せることができ、実は少し割安設定されているお得プランでもあります。
オーナー内匠淳の知見・経験こそが
当店の核です!
オーナーの知見・経験こそがものを言うのは、他の多くのスタジオも同様でしょう。
当店のオーナー内匠淳はメイクと撮影の両方に経験豊富なプロであり、さらに京都大学出身の経歴を持ちます。学友がそれこそ、経営者、医師、弁護士、TVディレクター、作家・・・と、今回のビジネスプロフィール写真を撮る人たちであり、内匠自身その“畑”の人間ですから、このビジネスプロフィール撮影はまさにお手のモノなのです。
※南青山店、京都店ともに内匠淳をご指名いただくことが可能です。
以上のように、TAKUMI JUN Make-up Salonでは、ヘアメイク、撮影から仕上がりまで一貫して高いクオリティを追求し、美的かつビジネスの発展性に大きく寄与する写真を提供し続けています。お気軽にご相談・お問い合わせください。
《執筆:TAKUMI JUN Make-up Salon南青山店・京都店》