『チェイサー』 2022/9/10 By Leave a Comment 韓流クライム・サスペンス。 相も変らぬ迫力だ。 主人公は元警官で、今はホテトル嬢の斡旋業を営む。新人が2人行方不明になり、手付をもってトンずらされていたと思っていたが、3人目の失踪時に、連続殺人に巻き込まれていると気づく。 21人もの殺害を起こした実話に基づいているらしいが、いつも警察の捜査が雑なのは、映画の演出なのか、あるいは実際これに近いのか。「警察批判」が含まれているのは間違いないんだろう。 3人目の被害者女性は相変わらずの韓流美女。本作では主人公と実子の家族愛が描かれない代わりに、後半その女性の娘と主人公のロードムービーのようになって来て、その子が暴力を受け、主人公が大泣きする。しかし、その暴力の原因については全く描かれていない。 これら全てが、「あ~、いつもの韓国映画だな」と。 そして、観終わった後は例によって「それで?」という思いになる。これ、なぜなのだろう? ただ単に良い完結を見ないだけの理由かな。犯人が分からなかったり、被害者が死んでから解決したり。とにかく救われない思いが残るが、それだけなのだろうか。 いつもいつも、その思いを持ってしまう理由を、結局特定しきれなったな。 韓国映画、この辺でいったん終了としよう。82点
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