メンタルヘルス・ケアが難しいと。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6281445

●長時間労働や残業の慢性化、締め切りに追われることが男女ともにメンタルヘルスに負の影響を与えることが明らかになった。
 一方、職場に助け合いの雰囲気がある場合はメンタルヘルスに良い影響を与えることも分かった。

メンタル

なに? この当たり前の結果。とまず思う。
でも、女性にとって後者は意外に重要なのだろうね。

根本的にはこういうことでしょ。
人間の8割くらいは、しょーもないというか普通の人で。

1~2割は、食えても食えなくても目標持って生きていけるが、普通の人は、食うのに苦労しないと、目標失い病んでしまうと。

だいたい、人間にちょうどいい労働時間というのはないわけです。
普通に言えばゼロ。働きたくない。
逆に、周りが週6で60時間働いていれば、それもさして苦にならんと。
それは人間に神が与えた性質なので、もう仕方がない。
蟻とか蜂にもそれがあるのと同じです。
まさか人間社会が、食うのに困らなくなる、なんてのは神様も思わなかったので、1~2割の指導者は能動的に、それ以外は受動的に作った(そういう種になった)。なのに、食えるようになった。これはもう社会的機能不全です。
特に日本では、前の世代の活躍によって食える社会になってしまい、さらに発展性のない閉塞感に包まれているので向上心を個人が持ちにくい。非常に厳しい状況でしょう。

だからすぐ病気になる。離職する。でも、現場は手をこまねいてもいられません。
一部の職種では給料を2~3倍にして、いいひとだけを集めればいいが、それでは社会的解決にならない。

ここでは、対処法として「励ます」「飲みに誘う」「配置転換する」という、現場の回答にプラスして、「受診を進める」を提案しているが、僕に言わせると、それが一番劣る。
原因はわかっている病気です。病名は「贅沢病」かな。それらしい病名なんてあたえないほうがいいでしょう。

具体的には、それでもやはり、自分に合う仕事、ましな仕事を探してもらうしかないのかな。
そもそも、仕事なんて、ある程度以上の能力と意欲があれば、どこででもやりがいは見いだせるわけで、仕事が楽しくないのは、自分のせいなのに、職場のせいにする。非常に間違えたメンタルでムカつきますが、結果としてはそうやってさまよってもらうしかない気もする。

非常に厳しい状況です。今の日本社会。
もっと社会が停滞すれば、自然と、働かざるもの食うべからずに戻って、人の心は健全になるでしょうから、僕はそれくらいがいいのではないか、幸せなのではないか、と思うけれども。

5件のフィードバック

  1. 内匠先生 こんばんは。

    企業が希望者や、ある程度の役職の人に研修を受けさせたりして「メンタルヘルス対策やってます」という方向になってきているかもしれませんが、生かされるに至るには難しいような…。

    >仕事が楽しくないのは、自分のせいなのに、

    そうですね。

    >僕はそれくらいがいいのではないか、幸せなのではないか、と思うけれども。

    同感です。

  2. 仕事がキツいから、職場が合わないから、やりたい仕事ではないからと、会社を転々としたりニートになるのは、まさしく贅沢病ですね。
    でも、
    周りの人が本人の様子がおかしいと感じたら、精神科の受診を勧めるのは正解だと思います。
    例えば、
    昔は痛みは我慢するものでしたが、今は生理痛でも病気でないか検査してそうでなければ鎮痛剤を処方されます。
    鬱も、投薬が治療の一つです。
    鬱はストレスなどの原因で神経伝達物質がバランスよく働かなくなる脳の病気で、薬により神経伝達物質の働きを助けます。不眠は、睡眠導入剤が即効の場合も多いです。
    ただし、
    だんだん効かなくなり、より強い多い薬が必要になってくるリスクはありますが。
    私は限界まで我慢して受診が遅れたので、今でも睡眠導入剤なしでは眠れませんが、幸い種類も量も一定しています。

  3. 仕事がキツいから、職場が合わないから、やりたい仕事ではないからと、会社を転々としたりニートになるのは、まさしく贅沢病ですね。
    でも、
    周りの人が本人の様子がおかしいと感じたら、精神科の受診を勧めるのは正解だと思います。
    例えば、
    昔は痛みは我慢するものでしたが、今は生理痛でも病気でないか検査してそうでなければ鎮痛剤を処方されます。
    鬱も、投薬が治療の一つです。
    鬱はストレスなどの原因で神経伝達物質がバランスよく働かなくなる脳の病気で、薬により神経伝達物質の働きを助けます。不眠は、睡眠導入剤が即効の場合も多いです。
    ただし、
    だんだん効かなくなり、より強い多い薬が必要になってくるリスクはありますが。
    私は限界まで我慢して受診が遅れたので、今でも睡眠導入剤なしでは眠れませんが、幸い種類も量も一定しています。

  4. 僕も小さな鬱にはなります。
    っつか、極小ならしょっちゅなるよね、人は。
    そのうち、大きめの一つは気合で乗り切ったのですが、それが結構しんどかったので、2回目の大きめになったときに、精神内科に行きました。
    そして処方してもらったのですが、飲むたび気分が悪くなり、かえって落ち込む悪循環。
    数日でやめて、また気合で治しました。
    だから、僕のイメージでは、まあ、薬なんてのは、こういう病気では当たる確率も低いのだろうね、という感じです。
    そして、鬱は、たいがいは気合で乗り切れるものだと思う。でも、それが結構エネルギー要るのですね。だから、それが不足している人には投薬も有効かもしれません。
    と、考えている現在。

  5. 僕も小さな鬱にはなります。
    っつか、極小ならしょっちゅなるよね、人は。
    そのうち、大きめの一つは気合で乗り切ったのですが、それが結構しんどかったので、2回目の大きめになったときに、精神内科に行きました。
    そして処方してもらったのですが、飲むたび気分が悪くなり、かえって落ち込む悪循環。
    数日でやめて、また気合で治しました。
    だから、僕のイメージでは、まあ、薬なんてのは、こういう病気では当たる確率も低いのだろうね、という感じです。
    そして、鬱は、たいがいは気合で乗り切れるものだと思う。でも、それが結構エネルギー要るのですね。だから、それが不足している人には投薬も有効かもしれません。
    と、考えている現在。

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