Takumi Blog

タクミな話

山口達也考

芸能人って、いつからこんなに模範的な人間でないといけなくなったの?
っていうか、そもそも有名人が品行方正であることがそんなに大事か?

6f5de92008cce308463f670ac87c11c2_1524758452_2

山口君をすごく擁護したいわけではない。
変態ではなく酒癖が悪い、という方向に落とし込もうとしているのもせこいなぁ。

でも、なんつか、人がそれぞれ闇を抱えているとか、悪行癖、精神的に弱いとか、ぜんぜんよくない?
みんな、人間に何を求めているの?
どうあるべきだと思っているの?

僕は、夢追い人であったり、すげぇ異性好きだったり、ずれまくりの堅物であったり、天才頭脳の片手にいつもポテチのでぶだったり・・・
とにかく熱く燃える思いがあって、バランス崩してしまってる人間みたいなのが好物です。ほとんどロマンティックな人間というに近いかな。

だから、どっちかというと弱いところがある人間が好き。本業・本筋ではゴリゴリ強くて、プライベートではなんらか弱い。犯罪すれすれの面がある、みたいな。

山口君も、これをきっかけにステップアップすればいいのだと思う。

ミッキー・ロークとか、イケメンで人気絶頂の時にやらなくていいボクシングとかやって、ひどい整形顔になって、でてくるだけで、一度落ちぶれたにおいプンプン漂わせるから、こんなにある種の悪役が適任なやついない、ってことで復活してたよね。そういう方向のチャンスじゃないの?

僕は、こういう世の中、しょぼいなと思う。

今日も、20年来のお客様で、潔癖な純粋性と、優しさと、狭量と、自己愛と、幼さなどが入り混じった女子が、ベリーショートにしたからメイクを変えたい、写真を撮りたい、と店に来てくれた。

僕は彼女のそういう変なところが全部好きだから、ちょっと素敵な写真を撮った。もちろんメイクは飛び切りすごいよ。
ズバリ言ってね。こんなことでグダグダ言ってる人間には、そういう写真は絶対に撮れないわ。絶対。

それぞれの個性(のほとんど)を、ワハハ~っ、いいね~って思えるから、いい写真撮れるんだよ。
実はやらしいのとか、最近楽しくないとか、自分に自信がないとか、衰えてきて哀しいとか、そんなところもみんな愛おしくなってきて、「よし!かわいい!」ってシャッター押すと、もうなんか楽しくなってきたよ、久々に自信出てきたよ~と撮られてる方もなってきて、いい写真になっちゃうんですよ。本当なのよ。

僕は「人間」を撮っている。人間は、品行方正に収まらないものだから、写真も当然そうなる。だから生き生きと写る。当たり前じゃないか。

ちょっと脱線したけれど、山口君のことでいろいろと思った。
こんな世の中。僕はあんまり成功しなさそうだな、とか(笑)

次に読むなら

『天使にラブソングを』映画版

なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが

Read More »

究極のデブキャラ『スクール・オブ・ロック』

学園もの音楽劇・・・でいいのかな。非常に楽しくて、後半は涙もボロボロ。最近見た中でベストの作品と言っていい(この後『マッドマックス怒りのデスロード』を観て、これは更新されてしまったが)。 ロック・バカすぎる男が自分の作っ

Read More »

『スワロウテイル』は邦画の金字塔

3度目の視聴となる。公開が1994年だから初見時は30歳くらいだったのか。さすがに少し古ちゃちいシーンもあったが、全体としての価値は衰えていないと感じた。 まず、強い円を求めて流民が群がる虚構の街イェン・タウン(東京の呼

Read More »

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

エイリアンが一株の花に成りすまして地球で住まい、人類の制服を目指す・・・というB級ホラー作品(映画あり)の、さらにミュージカル版の映画化作品。 音楽も悪くないし、セットやダンスの雰囲気も良いが、実際かなり退屈した。最近観

Read More »

『ピンポン』はちょっと期待外れ

2002年、同名コミックを実写化した作品。十分におもしろいけれど、まあこんなもんだろ、という感じ。 原作は1冊くらい読んだことがあったか。続けて読みたくもあったが、どうしてもというほどでもなく。なんとなく展開が予想された

Read More »