『ビューティー・インサイド』 2022/8/5 By Leave a Comment 韓国映画のソフトタイプ。珍しく猟奇的な描写がなかった。と言っても、設定は荒唐無稽ではある。 ある日起きたら、20代の男の子が別人になっていた。それから毎朝起きるたびに別人になる。同世代男性だけではない、老若男女問わずランダムに。時には異国人も混ざる、上野樹里が出てきたときは驚いた。 イケメンが巡ってくればナンパをする。その時はうまくいくのだが、恋愛として成立させることはできない。そのうち、どうしても近づきたい女性が現れた。とりあえずイケメンの日を選んで近づき、そのまま寝ずに過ごして連日デートに持ち込むも、体力の限界が近づいてくる・・・。 それほどおもしろい話でもあるまいに、十分に楽しめたのは、日替わりぶりが残酷なくらい劇的なこと、相手の反応がリアルなこと、そしてヒロインの特別な美しさからだろう。 ハン・ヒョンジュという女優で、スラっとして薄めの美人。韓国の人だからまったく素ではないのだろうが、整形らしさは全く感じない。いや、整形しているかが特段気になるということではなく、そういうタイプの顔という話だ。 雰囲気も良いし、途中で嫌な気分になるところがない。しかし、これまで観た韓国モノの中では、やはりインパクトに一番欠けた。73点。
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