『博士の異常な愛情』 2022/7/25 By Leave a Comment 題名は正しくは『博士の異常な愛情 または、私は如何にして心配するのをやめて、水爆を愛するようになったか』。天才スタンリー・キューブリック監督の代表作のひとつとして知られており、いつか観たいと思っていた。 実際、史上最も優れたコメディ映画の一つと目されているそうだ。 キューバ危機を背景にした、反戦・風刺映画。 緊急時には大統領以外が核攻撃を判断できる「R作戦(架空)」に基づき、ひとりのとち狂った空軍准将の指示で、30機もの米爆撃機がソ連への核攻撃に向かう。米大統領らは、その阻止を図りつつ、ソ連大使を呼び寄せ、万が一核攻撃が起こった場合も、報復を踏みとどまるようソ連首相に談判する。 その電話を切った後、ソ連大使が言ったことからが、この映画一番のギャグだろう。 「もしわがソ連が核攻撃を受ければ、全世界が滅亡するほどの核自爆装置を施してある」 「なぜそんなものを作った?」 「結局それが一番安上がりだったのだ」 「でもそれが本当だとして、その抑止効果は、存在を先に告知してこそだろう?」 「来週言うつもりだったのだ。首相はサプライズ好きなのだ」 しかし、不運もあって中止の指示は1機にだけ伝わらず遂行されてしまい、ソ連の核自爆が引き起こされる。死の灰が世界へと届くその前に、アメリカ大統領は地下シェルターに匿う人選を行わなければならないが、唯一まともと思われた彼も「命の選別はできない」と言い放つのだった。 残念ながら、僕結構眠くなってしまって。 かなり体調不良というか寝不足だったので、ちょっと評価は避けた方がいいかなぁ・・・ 強行採点したら60点。いや、それは当てにならないけれど、でもやっぱ80点以上の映画ってことはないな。それだったら僕眠くならないもの。 ひとつには、それぞれのキャラにモデルがあって、それもギャグになっているようだが、そういうのを(少なくとも現代の)日本人がわからないため楽しめない、というところもあるでしょうね。
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