外連だらけで生きていきたいにゃん! 2015/3/25 By 39 Comments 先日、スタッフルームでバイトの女の子に推薦図書を聞かれ(両店のスタッフルームには僕の読んだ本がおいてある)、「この人の本はけれんみないから僕は好かんな」「けれんみってなんですか?」「けれんみっていうのはなぁ・・・」などという会話になった。 ●はったりを利かせたりごまかしたりするようなところ。「―たっぷりの芝居」「―のない文章」(goo辞書) 語源まで言えば ●けれんみの「けれん」は江戸末期、歌舞伎で宙乗りや早替わりなど大掛かりで奇抜な演出をいった演劇用語から一般に広まった。 それ以前は、他流の節で語ることをいった義太夫の用語で、「正当でない」「邪道だ」の意味を含む言葉であったことまでは解っているが、語源は未詳である。 「けれんみ」が用いられるようになったのは近代以後のことで、「けれんみのない文章」というように「ない」を伴い用いることが多い。 なお、漢字の「外連」は当て字である。 ということだそう。あっ、そうそう。彼女には自分の知識で説明したのだけれど、後から一応調べ直しておいたのですよ。 そして、流れから知恵袋にも入っていたのだが、ここからがおもしろかった。 ●「外連味がない」と書いてあったのですが、ほめる言葉ですか、けなす言葉ですか。 という質問に対し、 ●ほめる程ではないものの、好感がもてるといったところでしょうか。 ●「ほめる言葉か、けなす言葉か」、ということで言えば、「外連味のない」は8割方がほめ言葉と言っていいと思います。但し、やや特殊な使い方ですが、お芝居や映画の演出をやる人や、広告クリエイターが「外連味が無さ過ぎんだよ!」とけなしたり怒ったりしているところを何度か目撃していますので、前後の文脈を見てみないと、一概にどちらか、というのは決めにくいですね。 などという答えがあって、これに「??」と思ったわけです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1232628607 まず、後半の回答について。 「やや特殊な使い方ですが」とあるけれど、これが普通の使い方だよね。 つまり、映画や舞台に対し「けれんみのない演出で・・・」と使い、それが「だから実直で好感が持てる」という意味で使われているのか、逆に「真面目なばかりでつまらん」という文脈かのどちらか。 けれんみがない、と言われているだけでは全くどちらを表しているかわからない。つまり、それ自体に善悪のない言葉である。確かに、どちらかというと、褒めている、つまり「けれんみ」自体を良くないニュアンスとして使われている場合が多いようにも思うが。 そして、僕が「??」と思った理由なのですが、僕自身は、創作的なものには「けれんみが強くないと断然おもしろくない」のです。小説や映画はもちろんそう。タランティーノみたいに、かっこつけて、何が始まるんだろう?と思わせて引っ張っていく手法が好き。つまりけれんだらけね。(でも、彼の作品は観た限りでは「パルプ・フィクション」以外は破綻までいっていると思うけれど) さらに思い出したのが、僕が本を書いている時の、編集さんとのメールでの一コマです。 たぶんまだ文章にする前段階くらいでのこと。僕が「けれんみのある本が好きなので」というと、「著作はけれんですから」というような言葉が返ってきた。この言い切り!すごくかっこいいと思ったし、影響も受けました。「よしっ!『迷ったらけれんみのある方』という方針で書いていこう」と。 話戻して、この知恵袋の回答のかたが、世間一般での用法として「褒める意味が多い」と解釈しているのが間違えているわけではないけれど、「けれんみがない」は僕の中では断然「けなす言葉」だ。そういう華やかさのない創作ものにぜんぜん興味ない。漫画だと画風にたいがいそれの有無が出る。学習参考書だって、(僕らの頃の)寺田先生の「鉄則」や伊藤先生の「解釈教室」には、底流する華やかさみたいなものがあって、それを楽しみながら進められた側面があったくらい。あっ、相撲取りだと顔立ちにそれが出てて、けれんみのない顔しているやつはたいがい横綱・大関にはならないと思ってます。勝負事なんでね。 ・・・っと、そんなことを、スタッフとの会話やネットの検索から考えました。
yuka says 2015/3/25 at 8:41 PM 仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、 言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。 とてもナツカシイ。。 今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ 職場図書室、羨ましい。!(^^)! 返信
yuka says 2015/3/25 at 8:41 PM 仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、 言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。 とてもナツカシイ。。 今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ 職場図書室、羨ましい。!(^^)! 返信
yuka says 2015/3/25 at 8:41 PM 仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、 言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。 とてもナツカシイ。。 今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ 職場図書室、羨ましい。!(^^)! 返信
タクミ says 2015/3/26 at 9:08 PM >今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ マジすか? そりゃ嬉しい・・・ yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。 表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。 あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。 普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。 うまいですね。 僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。 「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。 そんなのがないと、逆にやっとれんわいw 返信
タクミ says 2015/3/26 at 9:08 PM >今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ マジすか? そりゃ嬉しい・・・ yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。 表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。 あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。 普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。 うまいですね。 僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。 「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。 そんなのがないと、逆にやっとれんわいw 返信
タクミ says 2015/3/26 at 9:08 PM >今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^ マジすか? そりゃ嬉しい・・・ yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。 表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。 あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。 普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。 うまいですね。 僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。 「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。 そんなのがないと、逆にやっとれんわいw 返信
タクミ says 2015/3/28 at 11:12 AM >化け猫可愛い 僕もこの写真大好きです! なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw >馴染みない言葉だけど 今度真似して使ってみよう(´・ω・`) 正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。 特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。 それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。 彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。 返信
タクミ says 2015/3/28 at 11:12 AM >化け猫可愛い 僕もこの写真大好きです! なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw >馴染みない言葉だけど 今度真似して使ってみよう(´・ω・`) 正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。 特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。 それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。 彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。 返信
タクミ says 2015/3/28 at 11:12 AM >化け猫可愛い 僕もこの写真大好きです! なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw >馴染みない言葉だけど 今度真似して使ってみよう(´・ω・`) 正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。 特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。 それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。 彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。 返信
yuka says 2015/3/28 at 6:01 PM >マジすか? マジマジ。(^^)/ けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 色気やアクとか、突出したエネルギーとか、 大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、 翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。 とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。 >急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 本のプロセスにもそんな流れがあったような? 普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; 鮮烈でしたよ! 返信
yuka says 2015/3/28 at 6:01 PM >マジすか? マジマジ。(^^)/ けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 色気やアクとか、突出したエネルギーとか、 大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、 翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。 とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。 >急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 本のプロセスにもそんな流れがあったような? 普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; 鮮烈でしたよ! 返信
yuka says 2015/3/28 at 6:01 PM >マジすか? マジマジ。(^^)/ けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 色気やアクとか、突出したエネルギーとか、 大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、 翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。 とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。 >急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。 本のプロセスにもそんな流れがあったような? 普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; 鮮烈でしたよ! 返信
タクミ says 2015/3/28 at 8:12 PM >けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 なるほど! それは僕もそうです。 >色気やアクとか こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。 >普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; そうですか。 自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 >鮮烈でしたよ! ありがとうございます! 返信
タクミ says 2015/3/28 at 8:12 PM >けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 なるほど! それは僕もそうです。 >色気やアクとか こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。 >普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; そうですか。 自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 >鮮烈でしたよ! ありがとうございます! 返信
タクミ says 2015/3/28 at 8:12 PM >けれんみの語源やら用法を知れば、 個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。 なるほど! それは僕もそうです。 >色気やアクとか こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。 >普通ならさらっといきそうなところで、 ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*; そうですか。 自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 >鮮烈でしたよ! ありがとうございます! 返信
yuka says 2015/3/29 at 8:13 PM >自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 いやいや、稚拙な印象ではなくって。 エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました! 感謝しかありませぬ。 念のため。(^_-) 返信
yuka says 2015/3/29 at 8:13 PM >自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 いやいや、稚拙な印象ではなくって。 エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました! 感謝しかありませぬ。 念のため。(^_-) 返信
yuka says 2015/3/29 at 8:13 PM >自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。 いやいや、稚拙な印象ではなくって。 エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました! 感謝しかありませぬ。 念のため。(^_-) 返信
猫又 says 2015/4/10 at 9:13 PM ご無沙汰しておりますm(_ _)m しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。 画像につられまして… 五十三次の化け猫でしょうか? なんとなく右近さんぽいような… 伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 おもだかや贔屓の私は 外連味のあるものに惹かれます♪ 返信
猫又 says 2015/4/10 at 9:13 PM ご無沙汰しておりますm(_ _)m しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。 画像につられまして… 五十三次の化け猫でしょうか? なんとなく右近さんぽいような… 伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 おもだかや贔屓の私は 外連味のあるものに惹かれます♪ 返信
猫又 says 2015/4/10 at 9:13 PM ご無沙汰しておりますm(_ _)m しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。 画像につられまして… 五十三次の化け猫でしょうか? なんとなく右近さんぽいような… 伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 おもだかや贔屓の私は 外連味のあるものに惹かれます♪ 返信
タクミ says 2015/4/11 at 5:29 PM >伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 そうなのですか。 僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。 前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。 返信
タクミ says 2015/4/11 at 5:29 PM >伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 そうなのですか。 僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。 前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。 返信
タクミ says 2015/4/11 at 5:29 PM >伝統芸能がお好きな方の中には、 外連を余り好まれない方々もおいでですが、 そうなのですか。 僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。 前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。 返信
猫又 says 2015/4/12 at 11:45 PM ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、 長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが… 外連にどこまでの意味合いを包含させるか。 というのも関わるかと思います。 渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? とも感じました。 以前観た右近さんのお芝居では 主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。 とても自然に感じられたので、 お人柄なんだろうな~と思いました。 先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 返信
猫又 says 2015/4/12 at 11:45 PM ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、 長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが… 外連にどこまでの意味合いを包含させるか。 というのも関わるかと思います。 渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? とも感じました。 以前観た右近さんのお芝居では 主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。 とても自然に感じられたので、 お人柄なんだろうな~と思いました。 先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 返信
猫又 says 2015/4/12 at 11:45 PM ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、 長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが… 外連にどこまでの意味合いを包含させるか。 というのも関わるかと思います。 渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? とも感じました。 以前観た右近さんのお芝居では 主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。 とても自然に感じられたので、 お人柄なんだろうな~と思いました。 先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 返信
タクミ says 2015/4/13 at 9:38 PM >渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? 本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。 出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。 もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう? それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。 サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。 >先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑) 返信
タクミ says 2015/4/13 at 9:38 PM >渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? 本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。 出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。 もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう? それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。 サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。 >先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑) 返信
タクミ says 2015/4/13 at 9:38 PM >渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな? 本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。 出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。 もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう? それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。 サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。 >先代の猿之助さんは、 本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと 祖母が力説してくれました。 あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑) 返信
猫又 says 2015/4/16 at 10:04 PM その方のお話を聞く限りでは、 外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。 が、その一方で 舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。 という印象も受けました。 娯楽として発展してきたものを観るには、 その固さはちょっと損をされているように感じました。 個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。 なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない… と思いつつも、 外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 返信
猫又 says 2015/4/16 at 10:04 PM その方のお話を聞く限りでは、 外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。 が、その一方で 舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。 という印象も受けました。 娯楽として発展してきたものを観るには、 その固さはちょっと損をされているように感じました。 個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。 なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない… と思いつつも、 外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 返信
猫又 says 2015/4/16 at 10:04 PM その方のお話を聞く限りでは、 外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。 が、その一方で 舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。 という印象も受けました。 娯楽として発展してきたものを観るには、 その固さはちょっと損をされているように感じました。 個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。 なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない… と思いつつも、 外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 返信
タクミ says 2015/4/17 at 9:40 PM >外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 さすが。 いいこと言いますね。 お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。 返信
タクミ says 2015/4/17 at 9:40 PM >外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 さすが。 いいこと言いますね。 お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。 返信
タクミ says 2015/4/17 at 9:40 PM >外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。 さすが。 いいこと言いますね。 お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。 返信
yuka says
仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、
言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。
とてもナツカシイ。。
今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
職場図書室、羨ましい。!(^^)!
yuka says
仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、
言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。
とてもナツカシイ。。
今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
職場図書室、羨ましい。!(^^)!
yuka says
仕事柄、「けれんみがない」=「却下」という環境だったこともありますが、
言っていることや実力が同じなら、けれんみがあるほうが断然人気が出るもの。つまり、必須要素と思ってました。
とてもナツカシイ。。
今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
職場図書室、羨ましい。!(^^)!
タクミ says
>今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
マジすか?
そりゃ嬉しい・・・
yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。
表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。
あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。
普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。
うまいですね。
僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。
「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。
そんなのがないと、逆にやっとれんわいw
タクミ says
>今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
マジすか?
そりゃ嬉しい・・・
yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。
表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。
あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。
普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。
うまいですね。
僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。
「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。
そんなのがないと、逆にやっとれんわいw
タクミ says
>今や、私の中では、けれんみという言葉で先生を連想しなことがむずかしいくらい。まるで象徴のようになってしまってます。^^
マジすか?
そりゃ嬉しい・・・
yukaちゃんのようにいっぱいの出版に関わってきた人に、そのように記憶されてるなんて。
表現というか、手法のひとつで、「いつになったら本題に行くの?」とか、「これは脇のエピソードだよね」などと思わせておいて、急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
映画とかで、あれっ?時間的にこれでいいの?と思って見てて、あれ?あれ?と一気に終わってしまう。
あっ、ハリーポッターは意外といつもそれです。映画じゃなくて原作ね。
普通の、主人公としてはグジグジ結構情けないくらいの男の子であるハリーが、敵の攻撃を受けて突然ギアチェンジ。勇気を見せてさっと勝ち抜ける。
うまいですね。
僕も、講演なんかで、関係ないような話をしてると見せかけて突然メイクに落とし込んだりするのが好きです。
「あっ、そうつながるのね?」ていう反応があって。
そんなのがないと、逆にやっとれんわいw
カンガルー says
化け猫可愛い
馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
カンガルー says
化け猫可愛い
馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
カンガルー says
化け猫可愛い
馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
タクミ says
>化け猫可愛い
僕もこの写真大好きです!
なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw
>馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。
特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。
それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。
彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。
タクミ says
>化け猫可愛い
僕もこの写真大好きです!
なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw
>馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。
特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。
それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。
彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。
タクミ says
>化け猫可愛い
僕もこの写真大好きです!
なんか、サービス精神がはみ出しちゃって、まさにけれんかなとw
>馴染みない言葉だけど
今度真似して使ってみよう(´・ω・`)
正直、音楽家が知らないと絶対ダメな言葉だよ。
特に女流ヴァイオリニストとかは、憑依してしまえばいいと思っている節があるが、チョン・キョンファとかが完成させてしまっている世界で、つまりもう半世紀近く経っている。
それも新しかった時にはけれんの一種に近い時もあったのだが、もう全然遠い話。
彼女たちは「けれんみとは何か」を知るべきです。
yuka says
>マジすか?
マジマジ。(^^)/
けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
色気やアクとか、突出したエネルギーとか、
大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、
翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。
とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。
>急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
本のプロセスにもそんな流れがあったような?
普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
鮮烈でしたよ!
yuka says
>マジすか?
マジマジ。(^^)/
けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
色気やアクとか、突出したエネルギーとか、
大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、
翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。
とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。
>急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
本のプロセスにもそんな流れがあったような?
普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
鮮烈でしたよ!
yuka says
>マジすか?
マジマジ。(^^)/
けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
色気やアクとか、突出したエネルギーとか、
大袈裟に言えば、やや奇人変人の気も含め、
翻ってみれば、人間関係の好みがそうなのかも。
とにかく、私にとっては大いに褒め言葉です。
>急転直下でクライマックスや終局落とし込んでいくというのがありますよね。ああいうパターンとか大好きだな。
本のプロセスにもそんな流れがあったような?
普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
鮮烈でしたよ!
タクミ says
>けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
なるほど!
それは僕もそうです。
>色気やアクとか
こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。
>普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
そうですか。
自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
>鮮烈でしたよ!
ありがとうございます!
タクミ says
>けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
なるほど!
それは僕もそうです。
>色気やアクとか
こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。
>普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
そうですか。
自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
>鮮烈でしたよ!
ありがとうございます!
タクミ says
>けれんみの語源やら用法を知れば、
個人的イメージをくっつけてるなとも思いましたけど。
なるほど!
それは僕もそうです。
>色気やアクとか
こういうのを多く乗せてイメージしすぎていたかもしれない。
>普通ならさらっといきそうなところで、
ここにそんなエネルギー使う? みたいな。(*_*;
そうですか。
自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
>鮮烈でしたよ!
ありがとうございます!
yuka says
>自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
いやいや、稚拙な印象ではなくって。
エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました!
感謝しかありませぬ。
念のため。(^_-)
yuka says
>自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
いやいや、稚拙な印象ではなくって。
エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました!
感謝しかありませぬ。
念のため。(^_-)
yuka says
>自分にとっては大事な部分だったりもあるでしょうし、ただ単に、流れ上おもしろくまとめなきゃ終われなかった、というようなちょっと稚拙な部分もあったかと思います。
いやいや、稚拙な印象ではなくって。
エネルギーの出し惜しみがない、直球な(パンクな?)感じに、目鱗、刺激されました!
感謝しかありませぬ。
念のため。(^_-)
猫又 says
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。
画像につられまして…
五十三次の化け猫でしょうか?
なんとなく右近さんぽいような…
伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
おもだかや贔屓の私は
外連味のあるものに惹かれます♪
猫又 says
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。
画像につられまして…
五十三次の化け猫でしょうか?
なんとなく右近さんぽいような…
伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
おもだかや贔屓の私は
外連味のあるものに惹かれます♪
猫又 says
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
しかも、先月の記事にコメントで申し訳ありません。
画像につられまして…
五十三次の化け猫でしょうか?
なんとなく右近さんぽいような…
伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
おもだかや贔屓の私は
外連味のあるものに惹かれます♪
タクミ says
>伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
そうなのですか。
僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。
前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。
タクミ says
>伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
そうなのですか。
僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。
前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。
タクミ says
>伝統芸能がお好きな方の中には、
外連を余り好まれない方々もおいでですが、
そうなのですか。
僕は歌舞伎は詳しくないけれど、ここで名前のでた右近さんなんかは、現代劇で見る限りはけれんみがなさそうですね。
前の猿之助はけれんみたっぷりだったのに。
猫又 says
ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、
長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが…
外連にどこまでの意味合いを包含させるか。
というのも関わるかと思います。
渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
とも感じました。
以前観た右近さんのお芝居では
主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。
とても自然に感じられたので、
お人柄なんだろうな~と思いました。
先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
猫又 says
ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、
長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが…
外連にどこまでの意味合いを包含させるか。
というのも関わるかと思います。
渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
とも感じました。
以前観た右近さんのお芝居では
主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。
とても自然に感じられたので、
お人柄なんだろうな~と思いました。
先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
猫又 says
ちゃんと観はじめたのは数年前からなので、
長年の歌舞伎好きの方の話を伺った印象ですが…
外連にどこまでの意味合いを包含させるか。
というのも関わるかと思います。
渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
とも感じました。
以前観た右近さんのお芝居では
主役を見守り、諭す師匠の役をされてました。
とても自然に感じられたので、
お人柄なんだろうな~と思いました。
先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
タクミ says
>渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。
出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。
もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう?
それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。
サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。
>先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑)
タクミ says
>渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。
出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。
もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう?
それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。
サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。
>先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑)
タクミ says
>渋め・抑えめの演出や演目を好むタイプなのかな?
本来的な意味ではそうなのでしょうが、僕(や、勝手にyukaちゃんも)持っているケレンのイメージでは、渋め・抑え目だからそれが弱いということも必ずしもないような。。。
出演者が登場して、観客の予想を超えてじっと黙っていれば、それだけで見てる側の心がざわつきますね。そして、その沈黙に意味を持たせる展開に持っていけば、それも立派な(っつうかむしろ王道の)ケレンに入ると思うのですよ。
もちろん、それ自体あざといから渋くない、軽いのだという言い方もできますが、そうやって作った沈黙を利用して舞台の緊張感を操っていくのは、渋い演出の一種とも言えるでしょう?
それらもすべて配するような演出を好む人は、ざっくり言って、芸術というものを変に祀り上げてしまい、本質的には誤ってとらえている人だと思う。
サービス精神がはみ出るようなところがないものは、芸術ではないですよ。基本。
>先代の猿之助さんは、
本当に特別なセンス・個性をお持ちなのだと
祖母が力説してくれました。
あのかたは、舞台での普通の言い回しが、すでに歌舞伎調からずれていましたからね(笑)
猫又 says
その方のお話を聞く限りでは、
外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。
が、その一方で
舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。
という印象も受けました。
娯楽として発展してきたものを観るには、
その固さはちょっと損をされているように感じました。
個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。
なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない…
と思いつつも、
外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
猫又 says
その方のお話を聞く限りでは、
外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。
が、その一方で
舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。
という印象も受けました。
娯楽として発展してきたものを観るには、
その固さはちょっと損をされているように感じました。
個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。
なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない…
と思いつつも、
外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
猫又 says
その方のお話を聞く限りでは、
外連に「ごまかし」の意味合いを強く持たれているようでした。
が、その一方で
舞台そのものの評価というより、単に外連と表現されるものを下に見ている。
という印象も受けました。
娯楽として発展してきたものを観るには、
その固さはちょっと損をされているように感じました。
個人的には、外連味は仕掛ける側がきっちりとした土台をお持ちでなければ上滑りしてしまうのではないかと思います。
なので外連を下に見る方とは、できればご一緒したくない…
と思いつつも、
外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
タクミ says
>外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
さすが。
いいこと言いますね。
お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。
タクミ says
>外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
さすが。
いいこと言いますね。
お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。
タクミ says
>外連を少々見下げるタイプの方がいることで、刺激が増すという一面も無きにしもあらずです。
さすが。
いいこと言いますね。
お互いが自分の価値観を上に置いてしまうことは仕方のないことで、それによって種々軋轢が生まれたりしながらも、また逆になんらかの発展に至ることも多いのでしょう。