新生の日 2014/11/6 By Leave a Comment 今日お客様と話してて、「先生はいつからこの道に?」と訊かれたので、「30前です」と言うと感心され、「そう聞くと、人間はいつからでも新しいスタートが切れると思えますね」とおっしゃっるので、それについて僕が普段から思っていることを話した。 つまり、人は、勝手にタイミングを決めて再スタートを切ることの連続でいいのだ、と。 正月、誕生日などなど。あるいは何かを思い立ったその日をきっかけにして、「よし、今日から俺は生まれ変わろう。いったんリセットして、新しい自分になるのだ」と意気込む。しかし、そのほとんどは100%ダメ、よくて10%くらいが改善されて終わるのだが、それでもめげず、そうやってリスタートの連続をしながらついにコロッと死んでしまえば、結局うまくやったということでしょう、というと、今度はものすごく感心された。「深いっ!」と。 いや、深いかどうかはわからないが、僕はそのようにやればいいと思うし、少なくとも自分の場合は精神衛生にいい。ちょっと情けない方法の気もするが、まあこれもなんとなく身に着けた処世の術であろう。 明日(明けての6日)もまた、ひとつの再生の日にしたいと思う。 自分自身が新生する。そのような日にしたいものです。
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