読んだ本がたまったので、書評というか、覚え書き程度にメモらせていただきます。
読める内容ではないかもしれません。
ごめんなさい
①桐野夏生著『グロテスク』・・・80点
ものすごい悲惨さで、ものすごく浸れます。
ちょうど、映画の「ダークナイト」が、やるせないほどの凶悪さゆえに浸れるのと同じような感じでしょうか。
とにかく、この作家は凄まじいまでの実力者です。
②R.D.ウィングフィールド著『クリスマスのフロスト』・・・70点
凡人型探偵(警部ですが)ものの人気シリーズで、海外ミステリーならではの厚みを感じさせる内容。
③水野敬也著『夢をかなえるゾウ』・・・70点
ギャグ小説の形式をとる開発本。
面白く、簡単に読ませながら実を上げていこうという著者の試みは大成功したといえるでしょう。
残念ながら、教育内容自体はありきたりの域を出ず、ギャグもそんなには笑えないですが。
④佐藤多佳子著『黄色い目の魚』・・・65点
青春恋愛小説を、臭くなく(僕なんかに)読ませられるこの作家は、桐野さん並みの実力者。テーマ的にこれでこの点なら高いです。
⑤角田光代著『対岸の彼女』・・・65点
『空中庭園』よりは落ちますね。
でも、『空中庭園』から落ちる・・・よりはだいぶマシかな?
⑥沢木耕太郎著『深夜特急Ⅰ』・・・60点
旅行記、という、これまた僕にさっぱりなじまなさそうな内容の割にはおもしろく読めました。きっと名著なのだと思います。でも続編は読みません。
⑦北尾トロ『裁判長 ここは懲役4年でどうすか』・・・55点
裁判傍聴記。僕も人並みに裁判員の予習をしてみました。
⑧森見登見彦著『太陽の塔』・・・55点
悪い本ではないけど、この人の本は全部同じです。『夜は短し・・・』で結実した感じなので、(今のところ)それを読めばもういい人だと思う。
⑨恩田陸著『三月は深き紅の淵を』・・・50点
力作なんだけど・・・
ごめんなさい。モテない女性の書く文章丸出しって感じは苦手です。
⑩ツルゲーネフ著『はつ恋』・・・50点
現代の人に対して、力を持った小説なのかなぁ・・・?
⑪サン=テグジュベク著『星の王子さま』・・・50点
世界で、聖書の次に読まれている本とか。
シュールでようわかりません。
⑫小路幸也著『東京バンドワゴン』・・・50点
すぐにテレビ化できそうな現代的ホームドラマで、読んでて楽しさはあるけど・・・
なんてかなぁ、読んでる時間がもったいない気もする。未読了
⑬和田竜著『忍びの国』・・・45点
『のぼうの城』で大ブレーク中の時代劇作家の第2作。この本のつまらなさは心底意外でした。
『のぼう』もこのレベル??
これがおもしろいっていう現代人て、幼児帰り???
⑭高村薫著『マークスの山』・・・45点
サイコミステリー。多分古いせいで面白くないのだと思う。嫌味でなく。
これの後で、これを下敷きにいろいろ出てて、そういうの読んだ後だからつまらないのでしょう。未読了
⑮村上龍著『コインロッカーベイビーズ』・・・45点
同上。まったくの同上。未読了
全体に不作なのは、僕が、とりあえず読みたかった作家の代表作はひと通り読んでしまって、今は“微妙なところ”つまりある意味“残りかす”を読んでいる(パターンが多い)からなのです。
もう、小説ブームもひと段落かな?と感じます。
(今は現代史の本なんか読んでるし)
こんな時に、古い言い方“ホームランクラス”のにあたると、また流れが変わるんだけど、『グロテスク』が良いのは予想通りにすぎず、逆にジャンル的にも期待大の和田竜さんのはびっくりするほどつまらなかった。
こういうタイミングでこういうのは痛いんだよなぁ・・・
読んだ本とかあったらコメントくださいね
どらえもん says
先生、こんばんはご無沙汰しています。って思わはる「決め手」みたいなんって、何ですか?ときたヤツとかですか?
添削させてもらってイイですか?
「星の王子さま」は、サン=テグジュベクじゃなくて、サン=テグジュベリだと思うんですが・・・
あと、質問
先生が本を買ったり、これ読もう
タイトルみて、ビビッ
どらえもん says
先生、こんばんはご無沙汰しています。って思わはる「決め手」みたいなんって、何ですか?ときたヤツとかですか?
添削させてもらってイイですか?
「星の王子さま」は、サン=テグジュベクじゃなくて、サン=テグジュベリだと思うんですが・・・
あと、質問
先生が本を買ったり、これ読もう
タイトルみて、ビビッ
どらえもん says
先生、こんばんはご無沙汰しています。って思わはる「決め手」みたいなんって、何ですか?ときたヤツとかですか?
添削させてもらってイイですか?
「星の王子さま」は、サン=テグジュベクじゃなくて、サン=テグジュベリだと思うんですが・・・
あと、質問
先生が本を買ったり、これ読もう
タイトルみて、ビビッ
タクミ says
ドラえもんちゃんこんばんは。
「添削」
す、好きだねぇ・・・
僕が本を選ぶ時の「決め手」ね。
いろいろあるんだけど、多いのは、渋谷のTUTAYAの売り込み具合ですね。
あそこでは推薦ものをどば~っと並べるのですが、それが(2ヶ月くらいかな?)続いているものを「本当に評判いいんだな」と思って手にします。
そして、裏表紙で内容をざくっと読んで、面白そうなら買います。
それは実は新しい作家のものを読むときのパターンで、それで面白ければ、その人の代表作をmixiとかで調べて2~3冊読んでみます。
それでも飽きなければさらに同じ人のを何冊も読んでいいのだけれど、そうまで自分にあった作家さんは、今まで司馬遼太郎さんくらいしかいないかな?と思いますね。
「タイトル見てビビッ!」というような選び方はまずしないなぁ
タクミ says
ドラえもんちゃんこんばんは。
「添削」
す、好きだねぇ・・・
僕が本を選ぶ時の「決め手」ね。
いろいろあるんだけど、多いのは、渋谷のTUTAYAの売り込み具合ですね。
あそこでは推薦ものをどば~っと並べるのですが、それが(2ヶ月くらいかな?)続いているものを「本当に評判いいんだな」と思って手にします。
そして、裏表紙で内容をざくっと読んで、面白そうなら買います。
それは実は新しい作家のものを読むときのパターンで、それで面白ければ、その人の代表作をmixiとかで調べて2~3冊読んでみます。
それでも飽きなければさらに同じ人のを何冊も読んでいいのだけれど、そうまで自分にあった作家さんは、今まで司馬遼太郎さんくらいしかいないかな?と思いますね。
「タイトル見てビビッ!」というような選び方はまずしないなぁ
タクミ says
ドラえもんちゃんこんばんは。
「添削」
す、好きだねぇ・・・
僕が本を選ぶ時の「決め手」ね。
いろいろあるんだけど、多いのは、渋谷のTUTAYAの売り込み具合ですね。
あそこでは推薦ものをどば~っと並べるのですが、それが(2ヶ月くらいかな?)続いているものを「本当に評判いいんだな」と思って手にします。
そして、裏表紙で内容をざくっと読んで、面白そうなら買います。
それは実は新しい作家のものを読むときのパターンで、それで面白ければ、その人の代表作をmixiとかで調べて2~3冊読んでみます。
それでも飽きなければさらに同じ人のを何冊も読んでいいのだけれど、そうまで自分にあった作家さんは、今まで司馬遼太郎さんくらいしかいないかな?と思いますね。
「タイトル見てビビッ!」というような選び方はまずしないなぁ
けいこ says
「タイトル見てビビッ!」といえば。
前に防衛省見学をして、
近代史に興味が出て
「日本近代史」をアマゾンで購入したのですが、
3ページ目で眠くなって、それ以上読み進められません
3冊あるのに。。。
けいこ says
「タイトル見てビビッ!」といえば。
前に防衛省見学をして、
近代史に興味が出て
「日本近代史」をアマゾンで購入したのですが、
3ページ目で眠くなって、それ以上読み進められません
3冊あるのに。。。
けいこ says
「タイトル見てビビッ!」といえば。
前に防衛省見学をして、
近代史に興味が出て
「日本近代史」をアマゾンで購入したのですが、
3ページ目で眠くなって、それ以上読み進められません
3冊あるのに。。。
タクミ says
あ、あれ・・・?
もうとっくにけいこちゃんには返事したつもりだったのだけれど・・・
僕は現代史の本を楽しく読めていますけど、やっぱりこういう分野って、ある程度の基礎知識がないと読むのしんどいと思う。
僕は、古代史と現代史は、まずまずそういうのがありますが、中世や近世だととくに世界史はしんどい。
きっと僕も寝ると思います
だから・・・しゃあないと思ってあきらめな!
タクミ says
あ、あれ・・・?
もうとっくにけいこちゃんには返事したつもりだったのだけれど・・・
僕は現代史の本を楽しく読めていますけど、やっぱりこういう分野って、ある程度の基礎知識がないと読むのしんどいと思う。
僕は、古代史と現代史は、まずまずそういうのがありますが、中世や近世だととくに世界史はしんどい。
きっと僕も寝ると思います
だから・・・しゃあないと思ってあきらめな!
タクミ says
あ、あれ・・・?
もうとっくにけいこちゃんには返事したつもりだったのだけれど・・・
僕は現代史の本を楽しく読めていますけど、やっぱりこういう分野って、ある程度の基礎知識がないと読むのしんどいと思う。
僕は、古代史と現代史は、まずまずそういうのがありますが、中世や近世だととくに世界史はしんどい。
きっと僕も寝ると思います
だから・・・しゃあないと思ってあきらめな!