ベースメイクは「一石二鳥」で 2018/4/16 By Leave a Comment eテレ『人生レシピ』では、僕は初めて「カメラマン」の肩書で出演しています。 「内匠さん、実はメイクもできるんです」みたいなナレーション入って(笑) http://www4.nhk.or.jp/jinsei-recipe/ (もう動画が見れますよ) でもま、メイクの解説もしているので、その補足もしておきましょう。 今日はベースメイク。 まず、ベースメイクに絶対こうだ、というものはありません。ほかのメイクも含めてね。 それから、TPOなどに応じて濃さも変化していきます。和装では普通白っぽくマットに仕上げるなど。 だから、ここでの解説は、「あくまで僕が考える一番平均的なもの」についてだと思ってください。 ベースメイクの最大級ポイントは、 ①できるだけ薄くして素肌感を出しながら、カバーしたいところだけをしっかりとカバーする。 ②顔の中央を中高くして、小顔、若々しい、卵型の美人顔に仕上げる。 ③コンシーラーで隠すもののうち、特にクマが非常に重要。 の3つかと思います。 このうち③は、今日は省略して、①と②について説明します。 そして、この2つは、実はほとんど同時に行われてしまいます。なぜか? それは、「顔の色むらや毛穴など、広い面積でカバーしたいものは、ほとんど顔の中央に集まっているから」です。 つまり、中高くするために、ハイライターなどを重ねる、頬の内側、おでこの眉間当たり、鼻筋、あご先などに、まさに赤み、毛穴などが集まっているので、ハイライトをしていく過程で、「カバーしたいところだけをカバーできる」ということになるのです。 (眉の横あたりは、オプションとして2種類挙げてあります) 具体的にテクニック順で言うと ①リキッドファンデーションを塗るとき、すでに「顔の中央」(ハイライターの部分よりももう少しだけ広く取る)のみに塗り、フェイスラインやヘアラインまでは塗らない、あるいはぼかすだけにする。 ②ハイライターコンシーラーをイラストの部分にのみ伸ばす。 ③カバーリングファンデーションで、クマやシミを隠す ④フェイスパウダーを顔全体に乗せるが、その時も、「顔の中央」が多くなるようにする。 となります。つまり、全工程を通して「顔の中央」ばかりを明るく、厚くつくっていることになる(さらに、メイクの最後のほうで、パウダーハイライトを同じ位置に塗ることも多いです)のですが、この方法はすごいですよ。 顔の外側(鼻の側面なども)にほとんど何もついていないので、 ・素肌の面積が大きいため厚塗りにならず、素肌感が高い ・反射が鈍くなるため顔周りが暗くなり、シェーディング効果、小顔効果がある ・首と容易につながるので、少々ファンでの色がずれていても大丈夫。 ・襟にファンデが付きにくい ・経済的 など。メインの美人顔以外にも、い~っぱいの効果があります。 特に素肌感がいいですよね。では。
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