Takumi Blog

タクミな話

『ソーシャルネットワーク』

マーク・ザッカーバーグを中心とする、Facebook創成期を描いた伝記映画。
『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務めただけあって、才気に満ち溢れた作品となっている。

social

最も印象的なのは、やはりアイゼンバーグ演じるマークの天才ぶりだろう。
自分も数学はかなり強い方だが、それでも全く能力の底が見えないというか、人種が違うというか・・・その曲芸的な頭脳には大いに魅了される。

そこから来る「変人ぶり」も見ものだ。民事裁判の審理中もずっと退屈そうに何かをしており、聞かれたことには剃刀のように即答するが、それが必ずしも真実でもない。
事業の成功に反して友人や仲間を失っていくわけだが、それを不幸と捉えすぎるのもどうか。莫大な成功というのはそういうものであろう。優秀な人間と組まなければ、事業は大きくならないが、同時に優秀な人間は創成期に一度入れ替わるものである。

深みのある映画だけあって、観終わった瞬間に大きなカタルシスを与えてはくれない。映画はそれでいいような気もするし、やはり物足りない気もする。83点

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