Takumi Blog

タクミな話

藤原美智子大先生

幼いころ、若い時分に憧れていた人というのは格別なものですよね。
先日のTBSのお仕事の時に、藤原美智子先生とご一緒する機会がありました。

hujiwara

「日本一のメイクアップ・アーティスト」と呼んでも異存のある方はあまりいないでしょう。
この世界の生けるレジェンドです。
僕がメイクの道を志したのは藤原先生がブレイクするちょっと前でした。
トニー・タナカ先生がテレビなどでモテていた頃ですが、ちょうどこの人が露払いをするようなかたちで登場して、メイクアップ・アーティスト・ブームの火種を大きく燃え上がらせたのがこの藤原先生ということになるでしょう(トニー先生ごめんなさい)。
実はこの頃の僕は、よし、これから僕がメイクの道を志して、メイク理論を明晰に披露し、一世を風靡してやろう、と思っていたところ、その翌年くらいには藤原先生のムック本が出て、もう完全に論理的に解説をされちゃい、「あぁ、登場する前にやられちまった」と大いに落胆させられたのでした。
ふふふ・・・懐かしい。
しかし、それから後、この藤原美智子先生には本当にお世話になりました。
えっ?初対面でしょ、って?
その通り。
そうではなく、彼女のメイク解説を何百回と読み、彼女の作品を何十回と模倣練習させてもらったからです。
もっとも、それらは自分のキャリアの前半期に集中しています。ざっくり20年間アーティストをしてきたうちの前半分といったところか。
そうだなあ。嶋田ちあきさん、山本浩美さん、千吉良恵子さんを合計したくらいにパクらせていただいたかな。ホントにお世話になりました。
そういう方なので、一緒に撮影していただいたときは感慨ひとしおでしたよ。
なんか、今を時めくタレントさんとご一緒させていただくよりも、さらに嬉しいものなのです。
子供の時からラジオでずっと声を聞いていた角淳一というアナウンサーさんと番組でお会いできた時も、他のタレントそっちのけで記念撮影をお願いしました。
それから、松本伊代ちゃんね。高校生の時にマジで夢にまで出てきた人とご一緒したときは、もう、こっちも夢かと思った(ギャラが少ないのに受けちゃったしw)。
それらと同系譜ということになるでしょうか。
こうやっておっさんになってから知った人には持ちえぬ感情を抱けるものですね。こういう場合。
それから、もしこの後誰かに会えるとしたら、やっぱ、一番は江川卓さんかなと思う。
『神』だったスから(笑)

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