今朝の新聞を読んでおもしろく思ったことがある。
ひとつは亀田兄弟の3番目、和毅(ともき)選手が世界チャンピオンになったという記事から。
100%ヤンキーである彼らを、僕は生理的に受け付けないところもあるのだが、3兄弟世界チャンピオンはやはりすさまじい偉業であると認めざるを得ないだろう。
世界初らしい。
しかも3人同時に現役チャンピオン。
僕と生年月日が全く同じの史郎氏の教育が結実した日であったとも言えそうだ。
例えばこの和毅君。
素質は三兄弟一と早くから言われ、16歳から単身メキシコにボクシング修行に出された。
そこでの生活になじまず、「帰りたい、帰りたい」と泣きつくのだが、史郎父ちゃんが認めない。
男は根性磨かなあかん、ということだろう。
すると、1年でメキシコ人の彼女を作り、彼女の家に居候して言葉をマスター。逆にメキシコ生活が楽しくて仕方ないものに変わったという。
なんという逞しさ、がめつさ。これこそ亀田家の真骨頂である。
そして、それはまた、大阪人のパワフルさを象徴していると思うのだ。
ふたつめは大阪府警がまたもや誤認逮捕で謝罪をしたという記事。
盗難カードでガソリンを盗んだとして男性会社員を逮捕し、85日間も拘留。しかし、最有力の証拠であるビデオカメラの時刻表示がただ単にずれていることを弁護人に指摘されてしまった。
思い込んだら碌に裏も取らずに逮捕申請。
自白こそが一番の証拠と、旧態依然の責め地獄。
「ずっと悪人でいくのか?」「反省する気持ちはないのか?」「証拠はそろっている」と悪意に満ちた言葉を浴びせ続けたという。
府警は先に、PC遠隔操作の誤認逮捕をして頭を下げたばかり。また、そのずさんな証拠を通してあっさり逮捕状を出してしまった検察にも大いに問題があろう。
これもまた、いかにも大阪人な話である。
生来せっかち(関西弁で「いらち」と言う)にしてガサツ。上のほうが頭を下げていても、「うっせい。現場は現場だよ」と言っているのが伝わってくる感じだ。
日本の別天地、大阪&大阪人。
そのあまりにも濃いキャラクターが生んだ良い話と悪い話を、同じ日の新聞で読めたのがおもしろかった。








