
若貴らの同期だから、本当に長い間頑張ったものだ。
顔は(かわいらしい)美形。上手を取れば負けないという型がある個性派力士。蛇口をねじり切ったなどの怪力伝説もあって、文句なしの人気力士だった。
その一方で、通算最多勝や、優勝5回と聞けば響きはいいが、成績にムラが多く、僕は、「真に横綱に迫ったな」と感じた時はなかった。
その一番の原因が、勝負師としては穏やか過ぎる気性にあったというのも相撲好きの間で異論のないところだろう。
「この人にもう少し欲やエグさがあればなぁ」とヤキモキしてきたファンが多かったはず。
でも、今日新聞を読んでいて、さすがにそうばっかりでもなかったのだな、と思わせるエピソードにぶつかった。
「思い出の一番は2000年初場所千秋楽、ライバルと認めあった武双山(現藤島親方)戦。敗れた魁皇は負け越し、武双山は優勝した。「相撲人生が変わった」というほどの悔しさで、体調管理に気を使うようになった。」(以上引用)
やはり、この人生最大の悔しさが、ずっと彼の原動力になっていたのだろう。
男子たるものそんなもの。
完膚なきまでに打ちのめされて、こんちくしょ~っ!という思いがあってこそだと、最近のヌルい世相や、自分自身がまたこれほどの思いをせずに(あるいは避けて?)生きていることに、思いを馳せてしまった。

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





