
九州大谷短大助教授などを経て著述活動へ。戯曲と漫画の原作が主なようだけど、彼の原作漫画の代表作に当たる『哲也 雀聖と呼ばれた男』(ペンネーム・さいふうめい)は僕も大好きな漫画で、この本もかなりの話題書のようであり“期待大!”で読んでみました
でも、感想は・・・
『40点。読まないほうがいいよ』です
どきどきさせる出だしの“全般論”までは良かったんだけど、具体的な話は概して“表面的”“常識的”です。これくらいのネタそろえても、今日そんなに感心させられませんよ・・・って感じかな。
でも、面白い話もいくつかあったので紹介しようと思います。
だって、映画解説でさえ「それだけで観た気持ちになってくれる」ドラえもんちゃんやけむりちゃんがこのブログの読者にはいるのだから、やりがいがあるというもの!!
つまり、「面白かったところはここで紹介するので、この本はもう読まなくていいです!!」ということさ!
①アメリカの心理学者A・マレービアン博士によると、人が他人から受け取る情報は実験の結果以下のような割合らしい。
・顔の表情 55%
・声の質(高低)、大きさ、テンポ 38%
・話す言葉の内容 7%
だから、「人は9割見た目で判断される」ということになる。
ただし、ここでの“見た目”は、文字通りの顔やスタイルや服装だけでなく、表情や“内容以外の”言動を含んでいる
②映画や演劇では「こういう人はこういう喋り方」というパターンがある。
・貧しい農民は東北弁。
・ケチは大阪弁
・ヤクザは広島弁
・志が大きい人は土佐弁(坂本龍馬から)
・男っぽくてたくましいと博多弁
・人望のある傑物は薩摩弁(西郷隆盛から)
③全国で最も標準語が嫌いなのは京都人!
ちなみに、作者はそれが「京都弁が美しいから」と思っているけどそれは違う!京都人が東京を嫌っているからだけどね!?
ってか、京都人は全国の人を見下していますよ。僕は神戸から京都に来たのでよくわかるけど
④嘘がばれそうになった時に男は目をそらすが女は「相手をじっと見つめて取り繕うとする」。ドラマや演劇ではそれが(微妙でわかりにくい演技になるため)一般化できないので女もばれそうな時は目をそらすため、男には女のこのしぐさをテクニックと認識することが定着しない。だから女の嘘はばれない。
⑤漫画においてのヒロインは男性の好みを表している。
まず、「快活な女の子がふっと女の子らしくなるのが男の子の理想」だとわかる。
また、活動的なポーズでもひざが内側に向いているのは「でしゃばらない印象を与える」し、普段の快活な表情を恋する表情に変えるときには、目や眉を開いて描く。
両目の距離を変える・・・なんて漫画だからできることだけど、これは僕はわかるな。目の離れた女性は好きだからね
⑥日本人の「ファンデーションと口紅」だけのメイクは美を追求していない。
顔を白くするのは江戸時代からで、夫より早く起き化粧をするのが「務め」であった。つまり“身だしなみ”“世間体”のレベル。美しくしようというものではないということであり、欧米にはそういう発想はない。
⑦人と人の関係は距離に表れる
・0~45cm 夫婦や恋人の距離
・45~120cm 友人同士の距離
・120~360cm 仕事上の付き合い
・360cm~ 無関係の距離
これは演劇の表現などに用いられ、自然とそうなってしまう距離でもある・・・ということだと思う。
なるほど~
討論しようぜ!!

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





