自宅で『チャーリーズ・エンジェル』を観た。
僕は2度目になるが、珍しく、むしろ1度目よりも楽しいくらいに感じた。
ハラハラ・ドキドキ感が弱くなる分ファッションとかを楽しめたしかな。
実際これはバランスのいい映画だ。
アクション、ファッション、恋愛が3大要素だろうか。
女優たちはすごくセクシーだけれど嫌らしさがない。
ひとことで言えば「女子が楽しむためのアクション映画」といったところだろう。
とにかく明るく楽観的な雰囲気に全編包まれているのがいい。
危ないようなシーンでも、結局主人公たちにいいような結末になるはずだ、という安心感がディズニーばりにあって、本当の意味で観ている側が切迫しないのだ。
もちろんそんな映画ばかりでも困るんだけどね。
そして、今回この映画を特に稀有に感じたのは、主人公の3人が、それぞれ同じくらいに輝いていることだ。
これはめったに成功しえないことだろう。
敢えて言えば「主役格」であるキャメロン・ディアスが少しだけ前に出てしまうのは、その高身長からもやはりしかたない。
印象的なのは心からの笑顔が魅力的なダンス・シーンと、その考えられないほどのプロポーション。
海から上がってスーツを脱ぐときの逆三角形の背中は、これこそが美しい身体と言うべきであり、日本の女子が賞賛するただ細いラインとは全く別物であるということを強調したい。

ルーシー・リューはピタッとしたビジネス・スーツを着こんで、ドSのセミナー講師を演じる場面が圧倒的だった。
この人の演技を見ていると、とにかく「勘がいい」と思わせる。
タランティーノなど都会的な作風の監督が使いたがるのがよくわかるタイプだ。

最後はドリュー・バリモワ。
3人の中では唯一のちょっともっちゃりした体型にして、当然というか怪力キャラ。
その「カッコ悪さ」をパンクな豪快さと、メンズへの弱さで「かわいさ」に変換するというこの絶妙感は、演技というよりもむしろドリュー本人のキャラから起こしていった役柄なので成功したように思える。
印象的な場面は椅子に縛られた姿から男どもをぶちのめすところに加え、ミサイルが迫る中、まだ憎い男にパンチを食らわせるラスト(手前)。特に後者はちょっとキュンとくる。

いやぁ、とにかく楽しかった。
続いて第2弾にあたる『チャーリーズ・エンジェル フル・スロットル』も観ようと思う。
っつか、これも既に観てるんだけね。







