ジブリアニメ『風立ちぬ』観ました。
良かったですよ。
飛行機好きの宮崎監督が、多分ずっと憧れていた人物・お話なのでしょう。
そういう意味ではライフワーク。
だから、描かれているのは、主人公(堀越二郎・ゼロ戦の設計者)の青春そのものと言うべきであり、何かに向かっているという内容ではない。
例によってというか、夢を追う人間の純粋さ・美しさを、悪人のいない、上品な人たちだけを登場させて描くジブリ節です。(「生きねば」というメイン・コピーは、本当はそれほど重要でないのでは?)
また、今回は意外とと言うか、ストーリーの中で恋愛の占める割合が高かった。
そして、これまた意外と思われるかもしれませんが(笑)、僕にはこの恋愛談部分が断然よかったです。本筋の、夢い向かう男の美しさ、という要素よりもはるかによかった。というか、そっちはほとんど心に残っていないかも。
こういうパターンには少々食傷気味であったからでもあるでしょう。
ほかのすべてを忘れて、好きなことに没頭する10年間・・・というのは、生意気ながら僕にもありましたし、それほどの話とも思わん。
いや、恋愛の部分に真新しいことがあるわけでもないのですよ。
でも、こういう恋愛というのは本当にいい。特に、彼女が最後に見せる決断は、これ以上美しい話がほかにあるだろうか?と思ってしまいます。
繰り返すけど、初めて聞いた話でもないのだけれどね。
ヤフーのレビューなんかを見ていると、評価は良悪二分という感じのようです。☆1or☆5みたいな。
でも、失礼ながら、これで☆1というのは、ちゃんとした恋愛をしてきていないのでは?と思います。
本当に相手のことを愛しく思うような恋愛を経験してきた人なら、この話に感動「せずにはいられない」のではないかな。
もちろん、人ぞれぞれであることを否定もしませんけれど。







