
前にも取り上げましたが、このシリーズは本当に良いです。
和製のハリー・ポッターとも言うべきおもしろさと豊かな世界観。
「悪人」と片付けられる人は誰ひとりとしてなく、どの登場人物にも深みと生活感が与えられている。
恋愛カラーこそちょっと弱いけれど、冒険あり、成長あり、涙あり。
作家の筆は痛々しい自己陶酔に流れることが一切なく、そぎ落とされたような叙述のなかに、情愛にあふれる物語が詰まっている。
この上橋さんと言う人は、本当に天才なんでしょうね。
文化人類学の教授としての本業?がありながら、作品はまったくこなれ切っており、熟練のプロそのもの。
客観視が出来ているというのかな。読み手の立場にたつことが完全にできています。
素晴らしいとしか言いようがない。
ここで、ものすごく恥ずかしく、かつ、ものすごくおこがましいことを言わせてもらえば・・・
こんな本を書きたいな、と思ってしまうんですよね。
ジャンルとか全く違っても。
読んで楽しいだけでなく、読後に、世間の温かみを感じて涙が浮かんでくるような。
くだらない政治関連や、凄惨な事故のニュースが多く入ってくる中、ああ、世の中捨てたもんばかりでもないなと思えるような。
そんな本や文章を書いてみたい。
あるいは、ヘアメイクでも、撮影でも、講演でも。こんな仕事ができれば最高だな、と思えるんですよ。
あ~ぁ、今日はちょっと青臭くなっちゃった。
恥ずかし
とにかく最高の本・シリーズです。
ぜひ読んでみてください。超、超オススメですよ

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





