
読んだことはない作家だけれど、平仮名で「いしいしんじ」と表すその名前は、過去に何回も見かけていたのです。
実際のところも文庫本で10冊近く出ていて、「“超”は付かない売れっ子作家」というあたりみたい。
へ~っ!すごい人が同級生でいたもんだ!
ここでいう「同級生」というのは、文学部の中においての話です。
あの大きい大学(京都大学)で、1学年全部に対して、同窓・同級というような意識はありません。
その代わり、文学部の同級200人の中には結構知っている人も多くて、高校みたいな感覚なのです。ところが・・・
不覚ながら、僕はこの「いしいしんじ」という人を存じておりませんでした
名前は聞いたことあるかなぁ。。。と思う程度。
2組には優秀な子が多いとかで、その時に名前が挙がっていたようないなかったような・・・
とにかく、それはたいしたもんだ!ということで、早速文庫を買って読んでみました。
2冊まで読んでみたのですが、いやはやこれがまた・・・
僕にはさっぱり合いません
いいとか悪いとかでなく、この分野の著作を良いと思う感覚が僕には完全に欠落してしまっています。
1冊目「トリツカレ男」はフォレスト・ガンプのようなお話を宮沢賢治の児童書向けタッチで描いたものといったところでしょうか。
ミクシィのコミュで読者が「これでいしいさんにトリツカレた」とか多く書いていたので、そういう人も多いのでしょうが、僕には何がいいのかわかりません。
2冊目が「ぶらんこ乗り」
子供の視点から純粋な心を描いた作品・・・と言えるのかな?これも僕にはさっぱりで、途中で読みやめてしまいました。
こういうタイプって、純粋な世界を描きながら、それでいて“センスのいいぶっきらぼうさ”みたいなのもアピールしなくちゃいけないですよね!?
「○○は、今日は一日中草むらに寝転がって空を見ていた。夕方になって右目から涙が出てきたので、左手で拭って今日は帰ることにした」(タクミ作)
みたいな。。。
そのあたりが僕にはむず痒いんですよ。
センスの良さをアピってる姿が寒いというか
でも、そういうのを好む人が多いのも知っているし、その逆に僕が好む格闘ものなんて、嫌いな人から見れば???でしょうしね
でも、そんな同級生の存在が、いろいろと自分の刺激になったのは事実です。
「え~っ!そんなヤツがいるの??ああっ!名前はよく見るよ!!」
「本人よく知らんわ。もったいなかったなぁ」
「どんどん成功して欲しいな」
「でも、びっくりするほど良い作品でもショックだなぁ」
「(読んでみて)つまんないというか、自分とは無縁の作風だな」
「変な話ちょっと安心。でも、ファンがいてくれるというのは、正直嬉しいな」
っと、ひと通り下卑た感情が身体を駆け巡りました
そして、やっぱり最後には「分野は違うけど、自分も負けたくないな」と思う。
どうやって競争すべきかわからないし、その必要もないのかも知れないけれど、やっぱりナンカ同級生には負けたくないよね
そんな良い刺激をいただいた「事件」でございました。
フフ・・・

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





