おひさしブリーフ!(岡本夏生)
とにかく昨日の眞子様と、小室さんの記者会見には驚いた。
まさか、これほど大上段の、強気なものが出てこようとは・・・
文書で回答された分については②に譲るとして、①では、記者会見の最後の言葉について触れたい。
圭さんの、眞子様が誹謗中傷で心身ともに傷つかれたのは残念だったという発言の後(直後ではない)で、以下の様に語ったものだ。
「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていく中で、また違った形での困難があると思います。しかし、これまでもそうであったように、2人で力を合わせて共に歩いていきたいと思っております。これまで私たちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし応援してくださる方々の存在があったからです。いま、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助け合う支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」
これはつまり、周りの人たちを誹謗中傷側=悪・無明、支えてくれた側=全・英明と分類し、前者からの攻撃に耐えられたのは、圭さんと自分を励ましてくれる後者の存在ゆえだ。皆さんもそのような温かい存在を持ち、心を守られるようだといいね。そういう人のいる社会になることを祈ってます。
ということに他ならない。
なんとまあ、だろう。
まず、国民の言葉が誹謗中傷には当たらないという人がいる。そんなことは絶対にない。公人性がいく分かあるとはいえ、他人の結婚にあそこまで踏み込んである事ないこと言い、これはただの諫言だ、とか何抜かす。
その被害者として、このような心理になるのはもちろん納得できる。しかし、あまりにもむき出しの大上段切り返しではないか?
「幼い」という言い方も当たるだろう。
宮内庁は何しているの?とは強く思う。
そしてやはり、眞子様という方のあまりの勝気さに感動すら覚えてしまう。
これは歴史的言葉なのではないか。
女性の社会的地位上昇に前のめりな人などに、快哉を持って迎えられる言葉となり、あるいは、ことあるごとに引かれる名言となるかもしれない。
「いま、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助け合う支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」
この部分くらいだろうか。
いや、これほどの女傑でいらっしゃったとは、まったくお見それいたしました。
