安倍首相の演説は、正直、少しく感動的でした。
その前に、「ずるい」とはもちろん思う。
政府の制限は少しだけです、それ以上は皆さんがやってください、という内容ですから。
数値的には、今までの自粛で2割、この度の制限で2割、あとは3割みなさんの心がけで。できればもう一息(1割)ね、で合計8割、みたいな。 それは国民を頼り過ぎだろう!
がしかし、そんな到底不可能なことをできるとしたら、それは日本人の特質によってしかない、と感じた。
社会正義を示されたときの日本人の生真面目さ、それを守る意志の強さ。そして、守らぬ者への白眼視の強烈さ。僕はそれを必ずしも美点であると捉えないけれど、だからこそ、こういうときにこそ純然たる美点となりうるチャンスなのだ。
また今回も、日本人ならではの美点・・・いや、個性でいいのかな、がなしえた奇跡。いや、個性的行動で世界をうならせてみせたい。なんてすばらしい国民だ、とかでなくて、なんて個性的な国・国民なんだ、あいつら、あれ変態か!? でいい。
安倍の演説にそういうニュアンスがどれくらいあったか。自分が勝手にそのようなストーリーを付けたのか。とにかく、演説終盤には、僕はすっかり、そういうチャレンジ精神に染まっていました。
よし、やってみよう! ただ業務を休止するでもなく、逆にただ続行するでもない方法。自らが、人と人との接触を8割減じながら営業をする、というチャレンジをしてみよう!
そして、その夜に案を練り、次の日にスタッフと集まってミーティングをしながら創り上げたのが、8日夜に発表した、これから1か月の営業スタイル(予定)なのです。
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