Takumi Blog

タクミな話

「泥棒成金」と「ムーラン・ルージュ」

「泥棒成金」
フランス映画じゃないんだけれど、コート・ダジュール(南仏などのリゾートエリア)を舞台にしたもので、再見。

o0800044912664990036

改めて見てもグレース・ケリーが美しい。
役柄もすごくいいですね。
お母さんとリゾートに来たアメリカのお金持ち。
ケーリー・グラントと食事をしても控えめで堅そう。酔っぱらうお母さんをたしなめて食事会を切り上げ、3人でホテルの部屋へ。
見送りのグラントが鍵を開けてあげて、お母さんが部屋に入る。
「わたしは隣の部屋なの」
と言われてグラントも納得。
今度はケリー自身がドアを開け、つつっとすましたまま部屋に入っていくも、くるりっと向き直って手を伸ばし、グラントに突然のキス。そしてドアをゆっくりと閉める。
これを美人にやられて舞い上がらん男もおらんでしょうwww
作品はちょっとゆったりとして、いかにもヒチコックの晩年ものという感じ。
濃厚な色気が加味された分、若いころのような切れ味・ハラハラ感には欠けますが、これもやはり味でしょう。
途中までは90点に近い。ただ、最後の方は60点くらいかな。
コート・ダジュールは素晴らしく美しいです。
それと、同じくフランスを舞台にしたハリウッドもので、「ムーラン・ルージュ」(ユアン・マクレガーとニコール・キッドマンのあれ)を観てみましたが、なんですか、これ?

234692view001

むちゃくちゃしょうもないということはない、かっこいい、いかにも映画らしい場面があると言えばあるのだが、全体を通して、共感できる、リアリティを感じれる、ということがまったくない。
リアリティを感じれるかどうか、というのは本当に人それぞれの部分があって、僕は人形劇でもファンタジーでも簡単に入り込めますけど、それらは全然ダメという人もいる。だから万人がそうだとは言いませんけど、でも、基本ミュージカル大好物の僕が入り込めない、しかもレベルが全然足りないというのでもなく、ということは、かなりの多数派が入り込めないのではないかな?
しかし、僕がこれまたダメだった「レ・ミゼラブル」が評判良かったことを考えると、意外にそうでもないのか、とも思えてくるけど。
とにかく不思議な映画です。お勧めするなら、断然古い「泥棒貴族」の方ですね。
ニコール・キッドマンの美もグレース・ケリーには及ばないし(笑)

次に読むなら

『天使にラブソングを』映画版

なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが

Read More »

究極のデブキャラ『スクール・オブ・ロック』

学園もの音楽劇・・・でいいのかな。非常に楽しくて、後半は涙もボロボロ。最近見た中でベストの作品と言っていい(この後『マッドマックス怒りのデスロード』を観て、これは更新されてしまったが)。 ロック・バカすぎる男が自分の作っ

Read More »

『スワロウテイル』は邦画の金字塔

3度目の視聴となる。公開が1994年だから初見時は30歳くらいだったのか。さすがに少し古ちゃちいシーンもあったが、全体としての価値は衰えていないと感じた。 まず、強い円を求めて流民が群がる虚構の街イェン・タウン(東京の呼

Read More »

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

エイリアンが一株の花に成りすまして地球で住まい、人類の制服を目指す・・・というB級ホラー作品(映画あり)の、さらにミュージカル版の映画化作品。 音楽も悪くないし、セットやダンスの雰囲気も良いが、実際かなり退屈した。最近観

Read More »

『ピンポン』はちょっと期待外れ

2002年、同名コミックを実写化した作品。十分におもしろいけれど、まあこんなもんだろ、という感じ。 原作は1冊くらい読んだことがあったか。続けて読みたくもあったが、どうしてもというほどでもなく。なんとなく展開が予想された

Read More »