Takumi Blog

タクミな話

3,000円の3割引きは?

あってはいかんことながら、予約取り上のミスがまた出て、アイドリングタイムができてしまった。
そこで、先日以来ぼやきたかったことをひとつ。

無題

4日前の読売新聞によると、高校3年生の英語レベルは、政府が考える基準の「中学生レベル」にとどまる比率が70%にも達するという。
●結果によると、「読む」で、英検準2級以上のレベルに達したのは27・3%で、3~5級が72・7%。「聞く」は準2級以上が24・1%、3~5級が75・9%だった。「書く」は準2級以上は13・5%で、3~5級が86・5%。0点が29・2%(約2万人)を占めた。「話す」も87・2%が3~5級にとどまり、全体の13・3%(約2200人)が0点だった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150317-OYT1T50098.html
しかもこれ、何を遠慮したのかわからんが、普通に読めば、70%でなく80%とした方が断然近いだろう。
さらに、「0点」というのが2割くらいいる。
つまり、現役高校生の8割が、政府が思う「中学生レベル以下である」ということだ。
どうですこれ!!!
あなたはこんなことが信じられますか?
そして、僕は・・・。残念ながらあっさりと信じられます。
当社の新入社員の面接では、大概は僕が面接官を務める。
一応少し学力も気にして質問をしてみるのだが、その結果がまさに壊滅的としか言いようがないのだ。
よく出す問題が、「3,000円の三割引はいくらになりますか?」というもの。
これに即答できる人は約2割に止まります。
つまり3000×0.7と計算する人ね。
次に、間違えたりしながらなんとか正解に到達できる人が3~4割。
3000×0.3=900 3000-900=2300 ⇒訂正して2100
とかしながらなんとか解く人。
そして、4~5割の人はまったく解けません。
誇張でもなんでもないよ。公立とかの普通の高校出ている子が多いと思うが、それでこのレベルなのだ。マジに。
次に、歴史物を訊いてみることも。
「明治維新は何年?」「第2次世界大戦(太平洋戦争でも、日中戦争でもいいが)が終わったのは何年?」など。
そして、これらに正確に答えられる人はまずいません。
第2次大戦が明治時代の戦争だったり、明治維新が20世紀だったりすることもざら。
じゃあ、俺の父ちゃんはチョンマゲ結ってたのか?
正確でなくてもいいから、だいたいの年数は知っていてほしい。
もちろん、僕たちがこれらを覚えたのは高校生の時なんかではないでしょう。
中学生?いや、多分小学生の時だよね。つまり、内容ようわからんけど暗記した。それも大事と思う。
学力が落ちた、ゆとりのせいだ、授業時間を増やせと言う。
「ゆとり教育のせい」は正解。でも「授業時間をゆとり前に増やせば解決」はほとんど不正解だというのが僕の見解だ。
これは、授業時間が減ったからなどでは全然ない。そうではなく、ゆとりの心理的側面。「落ちこぼれるくらい構わないよ。人間個性だから」みたいな空気になってしまったからに尽きるだろう。それではダメなんです。国家としても、個人の生活の豊かさからしても。
ウチの子でも、頭はいいのに、小学2年からまるっきり算数を学んでこなかった子がいる。
ここで怖いのは「頭はいいのに」ということです。僕らの世代には、そういう子は全くいなかった。もちろんアホは落ちこぼれてましたよ。でも、それはアホだから仕方ない。いいんですよ。
そうでなく、頭脳は並以上、家庭環境も普通。なのに落ちこぼれる。
ちょっと何かで引っかかった。病欠かなにか。それでわかんないな~って時に、周りが大騒ぎしない。まあいいや、となる。バカだからかわいくても(いまいち)モテない、とかもない。特に悪いことがない。だからそのままいってしまう。
強いて言えば、落ちこぼれでも暗い、自信のない部分がその子にないところだけは素晴らしいとは思う。僕らの時代ならこうはいかなかった。でも、それ以前の問題、これくらいの頭で小2くらいで落ちこぼれるなんてこと自体を引き起こしたらダメだ! 教師も、社会も、それをスルーしたらダメなんですよ。
学校改革は、落ちこぼれを拾いまくるシステムを作るべきだと僕は思います。
学年は同時に進級しても、授業的には進めなくて、下の学年と同じものを受けるとか、そういうのでもいいのではないか。
とにかく、いい大人になって、おじいさん世代が実体験した戦争を、いつの時代のことやらも知らない、日常で頻繁に出てくる計算もできない、そんな、文盲といくらも変わらないような人間を量産していたら絶対ダメなんだよ!!
皆さん、日本の若者は本当にびっくりするくらいバカになっています。ほんとですよ。これを放っておいてはいけません。なんとかしなきゃ。これは国のためばかりではない。本人の生活を薄っぺらいものにしないため、そして、TAKUMI JUN Make-up Salonにまともな人材を供給するためにです!

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