『お順』を読んで佐久間象山に興味を持った勢いをかって、幕末~現代の日本史の本を読んでみました。
途中少し飛ばして本日読了。
記憶力が弱いせいで正確に記憶している部分はすごく乏しいのだが、これでも何度か読んできている内容なので、初めて聞いた話も少なかったかな。
でも、今日読んだ、戦中の話はやはり堪えた。
南京大虐殺はあった。より研究が進んでいる中国が、30万人以上と言うのなら、そこから始めて考えなければなるまいと。
従軍慰安婦は5~7万人規模。多くの女性が、仕事内容を知らされていなかった。
また、太平洋戦争での被害は、日本人が、軍人、非戦闘員合わせて300万人程度であるのに対し、中国では日本軍のために1000万人以上が死傷、ベトナム・フィリピン・インドネシア・インドの4国で860万人以上が殺されているという。
南京大虐殺に対しては、日本側の主張としては、20万人以下、数万人、さらにはそういうことはなかったとまでいろいろと意見があるようだが、やはり「あった」までは動かないだろう。
従軍慰安婦のほうは、最近、例の河野談話の根拠である吉田証言が覆されたことで、読売新聞などもやいのやいの言っている。それを読んでいると、つい、「強制」自体がなかったことのように思われるが、吉田証言には、実際に暴力的強制連行を受けたという聞き取りがなかったのに、そういう勇み足があった、というだけで、やはり実質「強制的」ではあるのだ。
読売は、そういう面には触れず、暴力的強制連行の証言がなかったから、強制性はなかったという(読めてしまう)内容の記事を書いている。
南京大虐殺についても同じようなニュアンス、方向性を感じるのだが、メディアがこのような姿勢でいいわけがないのは論を待たない。いったい何が狙いなのか。朝日憎し、の側面もひとつにはあろうが、為政者側の要望を容れて、国民の意識を少しずつ捻じ曲げて言っているような気がして空恐ろしい思いを持つ。
被害に関しても、侵略性を帯びた日本側以上に多くの犠牲者を他国に出したことを真摯に捉えるべき。
原爆などもあってつい我々は被害者意識が強いが、それは他国から見れば、極めて空気読んでない話だということだ。
僕も、最近はあほな小説ばかり読んでいて、いや、それが楽しいのだからやめる気まではないが、やはり定期的に歴史の勉強もせねばならないな、と改めて感じた次第です。







