証明写真のちょっといいビフォアフが出来たのでご紹介を。

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beforeもそんなに悪くはないですね。髪の流れに「支流」があるのが目立つくらいで。
完成はこんな感じ。

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かわいいでしょ!?
ウチの仕事では、メイク、ヘアセット、写真撮影、写真修整と4つの過程を経ます。
最も変身する瞬間はいろいろで、残念ながら修整の時であったりすることもありますが、この子のケースに限ってはまったくメイクの勝利でした。
まず肌が弱いのだけれど、こういう時はファンデをいかに少なく使うかがポイントになります。でも、この子は顔が赤いですよね。じゃあ薄すぎるベースではダメ。どうするか?
そこで、ちょっとずれてるくらいに黄色いファンデを用いました。そうすることでファンデの量を抑えられるからです。
メイクではこういう風に「仕上がりイメージと遠い色を用いることで量を減らす」という考え方をよくします。
次に目元。どこで大きくしているかわかりますか?
下まぶたの目尻あたりですね。
その人のネックになっている部分を狙って作業をしていきます。そして、そういうポイントに限って言えば「強引にいってもいい」というのがメイクのおもしろいところ。
また、その話は後日にでもしましょう。
最後に眉毛。
まっ、正直この子の眉毛はひどかったです(笑)
描いてたらどうかはわかんないですけどね。
でも、見た目ほどは毛の処理をしていません。ちょっと「???」な話でしょ!?
それは「描くだけで、眉の輪郭はかなり矯正できる」からです。いわゆる「形」じゃないですよ、輪郭ごとです。
大概の人は眉毛の輪郭をきちっと作ろうと思っていますよね。その考え方じゃそれはできません。
芯だけつくってあとはヨヨぃ!って感じです。いや、それも後日かな(笑)
髪は敢えて肩の後ろに流して、古臭いお嬢さんを演出してみました。でも、そういうのって一番良くない?
真面目でちょっと田舎っぽいくらいの人。僕ならそういう人を選びます。だって、雇うなら、今の日本人よりちょっと前の日本人の方が絶対いいもんね(笑)

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