さっきお客さんと話していて、「最近の子は字が読めないのですよ。先生「周」っていう字、名前だったらなんと読みます?」
「え~っと、「あまね」ですかね」
「あっ、やっぱり。読めますよね」云々と。

20130512kazewoyomu

それ、なんで読めるんやろ?となって、「あまねく(通常「遍く」)ですよね、意味」と言った後で、「ちゃうわ、その名前の人教科書に出てきますよね? 誰やっけ? 森周(もりあまね)?」と、ちょい思い出せない。
そのまま「風」の読み方の話になった。
「東風」は「こち」 「南風」は「はいばる」でしたか? いや、違うな「はえ」。→後から調べると「ぱいかじ」と混乱してました。
「西風」「北風」は読み方ないんですかね?→後から調べると、「西風」は「ならい」、北風には「あなじ」との読みもあるそう。
そこで僕が思い出した。「あっ、西周さんですね。にしあまね。なんの人やったかなぁ~?」となかなか思い出せない。
後から調べると、明六社の結成とかで教科書に出ていた。他のメンバーに福沢諭吉、森有礼がいて、この森有礼と混ざって現出したのが「森周」だったよう。歳取ると記憶もいい加減なものである。
話している最中に黒澤さんがそばに来たので、「あんた、蛇足って書けるか?」と尋ねると「無駄の駄に足ですよね。」「あぁ、それじゃ意味が「無駄足」やな。まあ意味近いけど・・・。どっちも無駄なものやけど、無駄足は「結果論」ね」とそんな会話になった。
日本語と漢字の会話。なかなかにおもしろい。

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