Takumi Blog

タクミな話

篠山紀信展で考えた

本日行ってまいりました。
篠山紀信展 「写真力」 http://www.operacity.jp/ag/exh145/

写真 (1)

いい刺激になればと期待してたのですが、率直なところ「まあまあ」かな。
そりゃもちろん被写体もいいし、良い写真も多いのですが、でも、なんだろ? 世代感を持っちゃうというか・・・
もうひとつ乗り切れない感じでした。
初期の実験的な作風は、多分かなり画期的ではあったのだろうが、今では完全に下敷きにされちゃってるし。
全盛期のアイドルものにはさすがに「おおっ!」と思うけれど、これにもやはり真新しさがない。
そして、最近の作品は、やるなら、もっとはっちゃけないといけんのではないだろか?と。
う~む。。。
要するに、写真というものがどうも好きではないんだね、僕自身が(笑)
いや、もちろん僕もカメラマンでもあるわけで、そりゃ毎日のように写真を(数人)撮り、ほぼ全員に、喜んでもらう~奇跡ではないかしら?的なことをやってきているので、写真というものはすごいと思っている。
でも、それ以上の力があるのかというと、いまいちピンとこねぇんだわ。
っつうか、ウチで撮ってるような写真に、むしろ感動してしまうんだな。
芸術性とか(ほとんど)ないんだけれど、人がかわいく~かっこよく写っていて、さらにロケなら背景もキラキラしていて・・・。なんかスゲエんですよ、それなりに。
ということは、あれかな。僕には僕の好きなスタイルがあって、それとは違うということなのかな。
僕は、その人がかわいく見えるということにほぼ特化したような写真が好きです。
背景とかもいいには越したことはないが、しかし、それは自分にとっては添え物。なんか、意味ありげなキラキラや暗みがあって、その写真の表現、つまり人物の表情や感情をより強調するものであればいいのであって、背景自体が美しいことはほとんど求めない。
飽くまで『人』なんですよ。僕にとっての写真は。
もちろん紀信さんもカメラマンの中では人物中心のタイプなんだけれど、僕はもっとそうなんだということ。
僕の関心事は『人』。
そういうのに特化した作風って、芸術的ではなく、ダメなんでしょうかね?

次に読むなら

『天使にラブソングを』映画版

なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが

Read More »

究極のデブキャラ『スクール・オブ・ロック』

学園もの音楽劇・・・でいいのかな。非常に楽しくて、後半は涙もボロボロ。最近見た中でベストの作品と言っていい(この後『マッドマックス怒りのデスロード』を観て、これは更新されてしまったが)。 ロック・バカすぎる男が自分の作っ

Read More »

『スワロウテイル』は邦画の金字塔

3度目の視聴となる。公開が1994年だから初見時は30歳くらいだったのか。さすがに少し古ちゃちいシーンもあったが、全体としての価値は衰えていないと感じた。 まず、強い円を求めて流民が群がる虚構の街イェン・タウン(東京の呼

Read More »

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

エイリアンが一株の花に成りすまして地球で住まい、人類の制服を目指す・・・というB級ホラー作品(映画あり)の、さらにミュージカル版の映画化作品。 音楽も悪くないし、セットやダンスの雰囲気も良いが、実際かなり退屈した。最近観

Read More »

『ピンポン』はちょっと期待外れ

2002年、同名コミックを実写化した作品。十分におもしろいけれど、まあこんなもんだろ、という感じ。 原作は1冊くらい読んだことがあったか。続けて読みたくもあったが、どうしてもというほどでもなく。なんとなく展開が予想された

Read More »