「日の丸家電」の凋落が止まらない。
パナソニックが7000億円弱、シャープが4500億円の赤字(予想)を計上した。
どちらも年商自体が数兆円規模なので、製造業として非常な赤字幅だ。
だって、1億作って1000万赤字っていうペース。異常でしょう?
買収やら損失計上やらを含むもので、本業だけなら(という言い方をすれば)数字はだいぶ穏やかになるとか。
でも、それだってやっぱり将来の売り上げに繋がったりする数字なのだから、僕は前者の数字の方で見ていいと思うけれどね。
すなわち世界の家電で日本製が「負け組」になっているということなのだが、そこには当然勝ち組がいて、それは米アップルやら、韓国のサムスン・LGだったりする。
素直に「チクショー」だな。
こういうニュースを聞いて初めて気づいたのだけれど、僕の血の中には、結構な「メイド・イン・ジャパン・プライド」みたいなものが育っていたのだ。
日本自体の凋落と聞いても、意外と「それも成熟の一種よ」と平然としている(つもり)のだけれど、パナやソニー、トヨタなどが不振なり追い上げられていると聞くと、かなりムカッとくる。
恥ずかしながら愛国心なのでしょうね。立派な。
戦後の悲惨な時期から立ち直った日本、というのを知っている世代でもないが、しかし、二等国そのものであった日本が、第二期のオイルショックを難なく乗り越えたくらいから自信をつけ、バブルで一世を風靡していく過程はよくよく見てきた。
僕たちはまっすぐな愛国心を持つのが非常に難しい世代であり、それゆえに勝ち組製造業の連戦連勝に快哉を叫び、いびつな愛国心をそちらにこそ傾注させてきたと言えるかもしれない。
国も製造業も下降の一途。
しかし、国はともかく製造業の方はまだまだ分からんと思う。
アップルだって、ちょっと前までは全然ダメだったんだ。それがいまや世界一の企業価値だっけ?
ソニーが、あっという間にそれを再び抜き返したってちっとも不思議じゃないだろう。
素直に「頑張れ!」だね。







