Takumi Blog

タクミな話

著作悲喜交々

zoff最初は大苦戦でした。
去年の、確か夏ごろだったと思う。
「まず、言いたいことを、項目にして挙げてみてください」と編集さんに言われ、やってみたんだけど、多分、これでは言いたいことも伝わらないだろうと、補足の文章を付けているうちに、それが結構なボリュームになってしまった。
編集さんも、読んでピンとこない様で、いいとも悪いとも言ってくれない。
「じゃあ、次に、実際の文章に起こしてみてください」と言われ、書いてはみたが、読んでもらうと、今度は明らかに期待はずれだったよう。
こういうと簡単だが、実際には、もうすでにかなりの時間を費やしていたので、僕もさすがにバテて、「じゃあ、ライターさんに入ってもらって、口述したものを文章にしてもらいましょうか」と決まりかけた。
でも、ある日、ふと「ブログのメイク解説みたいなのを、そのまま纏めて本にした感じがいいのでは?」と思い至って、急に視界が明るくなる。
口述式ではなく、自分が書いたものを、ライターさんに直してもらう形式に変更した。実際に、著者とライターさんの関係には、こんな風にバリエーションがあるものらしい。
さらに、最終的には自分だけで書くことに。
なんか、その方がいいように思えてきたんだよね。
でも、その間、自分の文章を色々と見直しているうちに、「あぁ、こういうことか」と掴んだ瞬間があった。
語尾(文尾?)の呼吸みたいなものなんだ。
これが、従来の自分の書き方ではワンパターンになっていたようで、そこに変化を付けて何パターンかを回していくようにすると、文章というのは急に軽くなるみたい。
その後の数週間が、今回の著作作業で一番楽しかった期間です。
スキーとかでスキルアップした時のような感じ。
おぉ、今までとは明らかに違う・・・と実感しながら書き進めていけて、文章を書くことを、生まれて始めて?くらいに好きになった。やっぱり僕は向上オタク。自分がスキルアップしていく瞬間が何より好きみたいです。
編集さんにも、お褒めの言葉をいただき、僕も自信に満ちて、第一次の完成原稿を納めることができた。
ところが、その後にも、色々と困難は待ち構えていたのです。(続く)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日見本本が届きました。
なんか、本になると、思ったよりも「いい意味で」軽く仕上がっていて嬉しい。
そして、もっとも驚いたのが、表紙裏を見たときでした。
著書名を改めて読んでみると・・・
「内匠淳のメイクが圧倒的に支持される理由」に読み仮名が打ってあるのだが、その最後の2文字の上に、「ワケ」と打っているじゃないか!?
「え~っ? 『ワケ』なの??」
僕、これをずっと「リユウ」と読んでいたのですよ
まあ、先にも言ったように、僕がこの書名を人前で口に出して読んだことはなかったから、別にいいっちゃあいいんだけどね。
しかし、ここ2カ月くらい、ずっと自分の本の名前を覚え違えたまま過ごしていたとは・・・
自分らしい話でもあって超ウケる。
サロンには何冊か置いているんですが、待合のお客様が読み始めると、そのままず~っと読み進めていってくれています。
フフフ・・・。いい感じ。
か~な~り、読みやすいようです。狙いどおり!
この世にはじめての「読んで楽しいメイクの本」に、ちゃんと仕上がっているようですよ
(写真で、後ろの渡邉がやってるのは、ZoffのCMのパロです)

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