
僕はたまに「叫ぶ」タイプです。
ぶつぶつ独り言をいうのではなく、現在気にかかっていることや、過去の恥ずかしい言動などを思い出した時に、「あ~っ、ちくしょう!」とか「あっちゃ~、かっこわ(るぅ~)」とかって、声に出しちゃうんですよ。
そういうの無いですか?
僕はお風呂場なんかではしょっちゅうですが(笑)
さて、今日の休憩中、カフェでツルゲーネフの「はつ恋」を読んでいた時の話です(だから「はつ恋」は基本的に全然関係ありません。すみません)。
隣に座ってる30歳前くらいの女性二人が、ぺちゃくちゃとくだらない話を続けていたのです。
昔は6万円くらいのワンピースを買っていたのに、結婚してからは1万5千円くらいになったとか、担当の美容師が最近賞を取ったとか、それ以来態度がでかく部下を顎で使っているとかどうとか・・・
声も大きめで、あまりオチもない傍目にダラダラな会話ではありましたが、僕は断じて“カフェで雑談するのは全然自由。好きなようにすればよい”と思っていましたし、二人ともちょっと美人だったのでどちらかというと好感をもってチラ見していたくらいだったのです。
ところが、この小説がなんかすっごい青臭い恋愛の話で(作者はそれをちゃんと客観視しています。作者自体が青いわけではありません)、その一部分から自分の過去のカッコ悪い恋愛を思い出すかなんかして(ちょっと、それが何だったかはもう忘れました)思わず
「あ~っ!もう、アホなんちゃうか(俺)・・・」って叫んでしまったのです。
“大声”まではいかないくらいの、まあまあ大きめな声で。
すると、隣の空気がさっと変わって、片方の女性が「(向こう)行く?いや、店変えよう!」っと友達に言いながら立ち上がり、そのまま2人して店を出て行ってしまいました。
僕は一瞬理解が遅れたけれど、それでもこちら側の子が立ち上がる頃には事態に気づき、「あっ!すみません。今のは自分に対して言ったことなのです。お気を悪くしないでください」と謝罪しようかな・・・?とも思ったのですが、ちょっと考えてそれもやめてしまいました。
たしかに、最初に席を立った子の発言は明らかに僕にも聞こえるように、敵意も込めて発したもので、あまり気持ちの良いものではなかったけれど、その不快感が理由ではありません。
それは
①向こうの勘違いにすぎないし、かえってこじれる可能性も含めてやはり面倒だった。
②読書している男性の(実は本人に向けての)「アホなんちゃうか?」を、自分たちに向けて言われたととっさに彼女たちが判断したのは、自分たちが取るに足らない低俗な話を大声でしているという認識・先入観があったからであろうし、そういう「自滅」ならまあいいか、と思った。
の2つの理由からでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
服装・ヘアメイク・身体のシェイプ全てまずまず美しく、セミセレブ感をまとい、人生を謳歌している風の話題を楽しげに披露していた彼女たちが突然に見せた「暗転」
僕がまったく彼女たちに許容的であり、100%の勘違いであっただけに、そこに彼女たちのコンプレックスや幸福感の虚飾を見たような気がして、心に残った出来事でした。
ってか、僕の「独り言」が基本的に近所迷惑なのですが(笑)

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





