Takumi Blog

タクミな話

巨人終戦。

さきほど、甲子園で阪神に破れ、今年のペナントレースで巨人が優勝できないことが確定しました。いわゆる「終戦」です。
昨年V4を果たし、今年も戦力充実。しかも初夏頃まで順調に首位を走っていた巨人が、まさか試合を4つも残しての「ギブ・アップ」とは、まさに予想外と言うべきものでしょう。
その理由はどこにあるのか?原巨人に油断があったのか?
僕は、大きくは「否」だと思います。
今年の巨人のV逸。これはもう不可抗力と言ってしまった良い物だと思う。
ひと言でいえば、プロ野球とはそういうものなのですよ。
ずっと観てきた者としては、ああ、いつもの法則が働いたな、と思うだけです。
それはこういうことです。
プロ野球の各選手には毎年好不調があります。
だいたい、半分くらいは実力どおり、残りの半分は好調、半分は不調です。
だから、全員で見れば平均くらいの力になるだろう、と言いたいところですが、主力がたかだか1チーム20人程度でやってますから、やはり毎年「今年は投手は当たり年だが、野手はやや悪かった」などとなります。
例えば去年の巨人は、それがやや良い方に出た年だった。だから、普通ならば他チームと競って優勝するくらいの力の差だったのに、余裕でペナントを制してしまった。
ところが、今年の場合はどうか。
まず野手だが、地力以上だったといえるのは阿部。新人の長野の活躍を入れて2人。普通組は、坂本、松本、小笠原、ラミレス。不調は谷、亀井、李など。ただし、僕は去年だけ活躍した亀井など、もともとたいした地力があるとは思っていないけれど。
というわけで、これらを総じて見れば、今年の野手は「並みの出来だった」となる。
次にリリーフ組。
山口、越智、クルーンの主力3人がここ2年を下回り、好調は久保ひとりだった。
しかし、主力でひとりくらい大コケするのも計算のうち。まあ、これも「並み」の部類だったと見るべきでしょう。。
そして、最後が先発。
勝ち星の上がった東野も後半はがたがた、内海も数字以上に内容が悪い。移籍組みの藤井と朝井(だっけ?)はまずまず活躍したが、去年大活躍だったグライシンガー、ゴンザレス、オビスポの3人が、多分全員で10勝に至らない。
これはどう見ても「大凶作の年だった」ということになる。
そうだなぁ、まあ、10年に1度くらいの凶作年だったな。
また、ここ2年間くらい際立っていた新戦力の台頭が各分野でなかった。それらから、巨人の今年の戦力は、本来の力の80%くらいしかなかったと言える。
110点くらい出た去年と比べればその差は大きく、例えば、今年の巨人と去年の巨人が戦えば、10勝15敗くらいの結果になったのでは?と思う。それくらいの差だ。
対して中日や阪神はどうだったか?
実は他チームのことまで詳しくは知らないのだが、恐らく、中日は投手がやや当たり年、野手も並みかやや良しで、総合110点くらい。
阪神は打線が20年に1回の当たり年。投手は実はかなり悪かったが、総じてはこれも110~115点くらい出たのではないか。
というわけで、本来の中日や阪神との十分な差が詰まり、あるいは逆転されてしまって、今年のペナントレースはこのような結果に至った・・・というのが僕の分析なのである。
これはもう仕方ないだろうね。
では、来年は?というと、予想段階では各チーム「普通・地力通り」と見るべきで、であれば、来年も「巨人本命」でなんら問題はない。しかし、それ以外の要素として、主力が若い中日投手陣と、年配の巨人野手陣・・・という構造は恐ろしい。
有効な補強を行わなければ、それこそ自力で中日に並ばれてしまう日は近そうだ。
対して阪神は、こういう「当たり年」で優勝できなれば、しばらくはチャンスがないと考えるのが普通だろう。
・・・・・・・
ついでにCS予想。
巨人対阪神は、巨人がシーズン2位になり、本拠地主催になってなお5分。甲子園主催になれば圧勝で阪神が勝ち抜けと見る。それくらい、このCSに対する巨人選手のモチベーションは低い。もう「負けた~」って気分なんだよね。
それに比べれば、阪神はまだだいぶ、CSや日本シリーズに飢えているだろう。
中日×阪神ではやはり中日がだいぶ有利だろう。
日本シリーズは・・・
もう全然興味ないし。鹿島アントラーズくらいが優勝するんじゃないの?

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