Takumi Blog

タクミな話

カメラ講習第2回~ISO感度の変更と露出補正

1abc2b36.jpgさあ、行くよ!カメラ講習の第2回目
生徒さんたちOKかい!?
今日は、暗いところで撮るためのテクニック
具体的には、だいたい夜の屋内で撮る方法です。
プロっぽいシチュエーションではないけど、実際のところものすごくありえるケースなので、しっかりマスターしてください
また、これはコンパクトデジカメでも全く使えるテクニックです(「露出補正」ではなく「明るさ調整」などとなっているでしょうが)ので、一眼をお持ちでない方もぜひトライしてみてください
暗い時に全自動で撮るとストロボが勝手にポップアップしてしまいますが、これは“超素人の撮り方”なので、ストロボを下ろした後「Pポジションにして」撮るべきだ・・・という話は前回にしました。
今日はその次の段階です
カメラを購入した時の初期設定のままにPポジション(以下P)を選び、暗い屋内(蛍光灯でなく、白熱灯の部屋くらいの明るさの場所を選びました)で撮影したのが③の写真です。
残念ながら手ブレしていますね!?
そもそも、Pでは、撮影場所が暗い場合、手ブレが起きないようにするためにできるだけ「シャッタースピードを早くするよう」カメラが選択してくれるのですが、それでも(暗すぎて)「正しい明るさで撮るためにはこんなに遅いシャッタースピードになっちゃった」(カメラ君談)結果がこの写真なのです
では、どれくらい遅いシャッタースピードなら手ブレが起きるのか?ということですけど、ものすご~くいい加減なことを言うならば、だいたい30(30分の1秒)よりも遅ければ・・・ってくらいだと思う
そこで③の写真ですが、ここでのシャッタースピードは5(5分の1秒)
これじゃあ手ブレするのは絶対に仕方のないことです(僕の腕のせいなんかじゃありませんよ!!)。
だからといってストロボを点けちゃうのが悪手なのは言うまでもないこと!④のようにガクっと落ちる写真になってしまいます
「じゃあ、どうすればいいの」
・・・・・ここからが、今日の本題です
カメラは簡単に言うと「明るさを測ってフィルム(やCCD)に適量を当てる機械」ですが、この明るさの調整方法には、カメラの持つ2方法(絞りとシャッタースピード)以外に「フィルムの(ISO感度)選択」というのがあります。フィルムの箱に「400」とか「100」とか書いているあれですね
感光薬のモノや量の違いで感度を変えるわけですが、そこでの注意点は
1.ISO感度は、50→100→200→400→800→1600と上げる毎に×2倍で明るくなる。
2.感度が上がるほど写真の粒子が粗くなる。ただし、フィルムがそのとおりであるのに対し、デジタルでは50~200までは(多分)全く同じ、400もほぼ変わらない。でもさすがに800になるとかなり粗くなり、1600は実用性に欠けるレベルだ。
という2つです。
そこで、ストロボを下ろし、ISOを400まで上げて撮ったのが⑤の写真(シャッタースピード15(15分の1秒))。パッと見は大丈夫ですが、実はまだちょっと手ブレしています。
また、ISO感度は、Kissの場合写真①の赤丸部分で変えます。
ではでは・・・ということで、ISOを800まで上げたのが⑥の写真(シャッタースピード40)。
これで完全に手ブレは収まりました
でも、まだちょっと暗い感じです
これは、カメラの“癖”みたいなもので、だいたい、カメラ任せで撮るとちょっと暗くなるように設定されているみたいなのです。
それはそれで全く意味の無いことではないのですが、その解説はここでは省略して、やっぱりしっくり来る明るさに設定し直してみましょう
そこで出てくるのが「露出補正」です。
これは「カメラ任せ」にちょっと手を加える方法で、写真①の青丸の部分で(ボタンを押しながらチャンネルを回して)設定します。
右側に1進むと倍の明るさになりますから、まず3分の1だけ明るく撮ったのが⑦の写真(シャッタースピード30)、さらに3分の1明るくしたのが⑧の写真です(同25)(また、写真②はその時点での設定画面)。
どうですか??
僕はこの⑧のが一番いいと思いますが、でも、この方法には2つの欠点があります。
1.ISO800は画像が乱れ、用途によっては苦しい
2.露出補正は結局シャッタースピードを早くすることになるので、また少し手ブレの恐れが出てくる・・・のです
でもやっぱり正しい明るさで撮られた写真はいいもの
みなさんも、「Pポジション」「ストロボ無し」「ISO感度を上げる」「露出補正」の組み合わせで暗いところでも完璧な明るさで撮れるようになってください
では、ここで宿題です!
暗めのお部屋などを選んで(出来れば人物を)撮影し、ISO100からスタート(ケース1)、400or800に上げて手ブレの無いものを撮った(ケース2)後、露出補正(3分の1か3分の2。2分の1段ステップに設定されている場合は2分の1で結構です)によりさらに正しい明るさにして撮影して(ケース3)、ケース2のものとケース3のものを1枚ずつ提出してください。
それでは、今日はここまで。ご静聴ありがとうございました

次に読むなら

『天使にラブソングを』映画版

なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが

Read More »

究極のデブキャラ『スクール・オブ・ロック』

学園もの音楽劇・・・でいいのかな。非常に楽しくて、後半は涙もボロボロ。最近見た中でベストの作品と言っていい(この後『マッドマックス怒りのデスロード』を観て、これは更新されてしまったが)。 ロック・バカすぎる男が自分の作っ

Read More »

『スワロウテイル』は邦画の金字塔

3度目の視聴となる。公開が1994年だから初見時は30歳くらいだったのか。さすがに少し古ちゃちいシーンもあったが、全体としての価値は衰えていないと感じた。 まず、強い円を求めて流民が群がる虚構の街イェン・タウン(東京の呼

Read More »

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

エイリアンが一株の花に成りすまして地球で住まい、人類の制服を目指す・・・というB級ホラー作品(映画あり)の、さらにミュージカル版の映画化作品。 音楽も悪くないし、セットやダンスの雰囲気も良いが、実際かなり退屈した。最近観

Read More »

『ピンポン』はちょっと期待外れ

2002年、同名コミックを実写化した作品。十分におもしろいけれど、まあこんなもんだろ、という感じ。 原作は1冊くらい読んだことがあったか。続けて読みたくもあったが、どうしてもというほどでもなく。なんとなく展開が予想された

Read More »