
主役の弁護士・九頭元人を豊川悦司さん、後輩の新米弁護士・武田真実を伊藤英明くんが演じるヒューマン・コメディー。
明らかに『探偵物語』の松田優作さんを意識したパンチパーマの豊悦と、十八番の役柄“直情径行型新人”伊藤君との掛け合いにも、一見“カス人間”のくずの熱いハートがどんどん見えてくる・・・という展開にもこれといった新味はなく、まあオーソドックスなドラマといえばそれまでなんですが
僕はこういう“偽善者を180度ひっくり返したみたいな男”が大好きなんですよ
今回の第5話は特にいい話だったので、ちょっと紹介させてください
事務所にいたくずの元に美月という女の子が訪ねてきて、くずのことを「お父さん」と呼びます
驚いたくずたち事務所の面々が彼女が持っている写真を見てみると、確かに美月の母・秋野葉月はくずの昔の彼女だった女性に間違いない(写真②)。
ドラマのその後の展開から、司法試験をなかなか受からないくずは「自分のような男と付き合い続けるのは不幸」と感じて葉月と別れ、それに悲しんだ彼女は地元の金持ちのアホぼんとお見合い、数少ない肉体関係で美月を身ごもってしまったが、自分ひとりで育てた。
その母が交通事故で亡くなった後、美月は叔父の元に引き取られたが、家業が傾くに従って血のつながらない叔母に疎んじられるようになり、生前の母がいつも「あなたのお父さんよ」と話していた写真の男を訪ねてきた・・・ということがわかります
美月の実の父親らしい男を訪ねてみると、とんでもないクソ野郎(川崎麻世)。「葉月のことをちゃんと想っててやったのか!?」「そう言えば、お見合いした女でくどきやすいのがいたかな?」のやりとりに切れたくずは思わず男につかみかかり(写真③)、「美月はお前の娘なんかじゃねぇ!俺の娘だ~!!」と叫んでしまう。
大喜びでくずに抱きつき、美月は「お父さん!」
その後ね
そんなこんなの流れから・・・くずは美月を引き取ることにしちゃうんですよ
いや、そりゃドラマだよ。でもドラマでもすごくないですか!?
そんな男がかっこいいじゃないですか
叔父の家へのあいさつの旅は、美月にとってはルンルンの初デート(写真⑤)
対してくずは帰りのお墓参りで「お前のお母さんは最高の女だったよ」と決めたまではよかったが(写真⑥)、その後には“どうしてこうなっちゃうんだ
でも、スケベな遊びが大好きなのに突然子持ちになっちゃって泣きたいその気持ちを素直に出しちゃうのもいい感じじゃないですか!?
それでこそ僕の大好きな“偽善者を180度ひっくり返したみたいな男”です!
僕もね、こんな“男の中の男”になりたいです
いつもふざけていてスケベの女好き、実は人情に厚くて時々キレる、ノリで言っちゃったことにも責任を取るけど情けなくて人前で泣いちゃう・・・そんな男は最高です

『天使にラブソングを』映画版
なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが





