Takumi Blog

タクミな話

ナルニア国物語

2c4cd953.jpgそうそう!
先日『ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女』を観てきました
これは、★4つ+って感じです。
第二次世界大戦下のイギリス。ドイツの空爆を逃れるため、田舎町に疎開した男女4人の兄弟が、その古めかしい屋敷内の、これまたアンティークな洋ダンスを出入り口にして、ファンタジーの世界に入り込み大冒険を繰り広げる物語。
最初に一番末っ子の女の子が入っちゃい、一旦出てきて下から2番目の男の子と入り、ついには4人ともが入り込んで・・・まあそこまでで3分の1くらいか。
その別世界「ナルニア」には、4人の人間の子供が救世主となり氷の魔女の統治する恐怖政治の世界を打ち破るという伝説があり、4人は戸惑いながらも引きずり込まれるように戦いに身を投じていく・・・というのがメインの内容です。
まずすばらしいのはその特撮技術です。
ナルニア国には人間はいなくて(いや、魔女はほぼ普通の人間か!?)、半獣半人のキャラと普通の獣が入り混じって生存しているのですが(魔女と並ぶ主要キャラは言葉を話すライオンだし)、他のファンタジーで見てきたような存在自体が架空の動物たちとは違い、豹やライオンと人間とCGキャラが一緒にドバ~っと走ったりするのがびっくりです!
まさか、あれだけ精巧に走り抜ける獣たちをCGでは作れないだろし、先に獣が走る絵を撮ってから、次に人間を、最後にCGキャラを走らせて合成しているのかしら???
すっごい!!
それと、第一話で視るのをやめてしまった『ロード・オブ・ザ・リング』は“おどろおどろしい刺客が次々にやってくる”ことの繰り返しで疲れてしまいましたが、今回はそういうリピート性が全然なかったこともすごく良かったです
ただ、ハリーとかと比べてどうしても感情移入の面で物足りなさが残るんだけど、それはこの物語自らが積極的に(?)「これは子供たちが入り込んだファンタジーの世界なんだよ~!!」とばらしてきちゃってるっていう、いわば「構造的」な問題なのでしかたがないかなぁ・・・
多分に“ファシズムとの戦い”みたいな臭いはしますが、視ようによってはそれ自体も演出で、“戦時下の陰鬱な状態にいる子供たちが、突き抜けるような青空の下、ファシズムドイツを思いっきりやっつけてみたい・・・という夢を持つのは当然でしょ!?”という、いわば「合理性のあるファンタジー」なのかも。
つまり、感情移入しにくいのは『大人の立場で考えてあげた子供向けファンタジー』みたいな側面から来る限界かもしれませんね

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