映画史を語るうえで黎明期の名作を外すわけにはいかないだろうと、その手のモノも観てみるのだが、いかんせんあまりおもしろくない。
この『黄金狂時代』は1925年の映画。『戦艦ポチョムキン』と同年(!)で、まさに黎明期というべきだし仕方ないのかな。

ougon

それでも大学生くらいの時に、講義室かどこかで観たことがあり、その時は大いに笑った記憶がある。今回大きく落ちたのは、映画だけでなく自分もだいぶフレッシュさを欠いてしまっているからか。

もちろん、有名な場面は枚挙にいとまがない
靴を食べるシーン。空腹すぎて目の前の男が鶏に見える。ロールパンをフォークに刺してのダンス。極めつけはやはり断崖絶壁に半分しか乗っていなくて、移動するたび傾く家でのドタバタだろう。

例えば、長いものを持った男が動いた時に、偶然もうひとりが物を拾おうと頭を下げて、第3の男に当たってしまう、とか、そういうパターンの繰り返しは、ディズニーアニメの原型ですらあるのではないか。歴史的作品なのは間違いなく、一緒に観た娘もよく笑っていたことにはホッとした。55点

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