韓国映画、”エグイ系”第1弾として鑑賞。

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感想は、「どうだろうね~」といったところかな。

観ている間はかなりおもしろいです。
遠慮なくグイグイ来るのはさすがにお国柄というか(笑)。相変わらずの家族愛モノだしね。

記憶に残りそうなシーンもいくつかある。
怖い場面ももちろんだが、呪術師の除霊ダンスや、案外、朝から奥さんの脚を見て旦那が興奮し、車でギシギシやってる場面なんかもおもしろい。

問題は観終わった後だ。
結構「??」となってしまう。
そこで当然考える。解釈しようとする。レビューも見てみた。

しかし、合理的解釈は・・・どうも成立しなさそうだ。

まず、ただのサスペンスか、超常的力の介するオカルトか。呪術師の吐き方などからオカルトでないとは言えまい。であれば、3人の超常的力を持つキャラクター(日本人と、呪術師と、女の子)の、誰が悪なのか・・・などと考えてみたが、どういってもしっくりこないのだ。

レビューによれば、原始キリスト教のキャラを、キリスト、ペテロ、ユダ・・・とあてがって(割り振って?)いるらしい。なるほど、それで鶏が3度鳴くのか。
しかし、そういう解釈をメインとするのは絶対に違うと思う
隠し味というか、一種ハッタリというかであるべきで、それだけでストーリーに合理的解釈をするわけにはいかない。だって、聖書の話自体が、超常現象なのだから、それに沿っておいて、ほら、合理的にまとめたでしょ、と言われても困るじゃん。

最初は難解でも、合理的解釈が成立すれば、もちろん後味はよくなる。
あるいは成立”しそう”であっても、自分がわからないだけだろうとか、いい意味で神秘性になって心に残ったりする。
しかし、本作は” 成立しないな”で終結させ、心の片隅に追いやってしまえるレベルだ。

観ている時よりも得点を下げ、今は78点

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