2度目の鑑賞。スタッフに推薦しようとほぼ決めていて、一応先に観てみたら、前回に比べるとちょっと落ちて。まあ、2回目だからな。それで除外されたらかわいそうな気も。

apart

弱点は中間ちょっと間延びするところだろうか。同じジャック・レモン主演、ビリー・ワイルダー監督の「お熱いのがお好き」くらいにコンパクトにしてもらえれば、なお良かった。

それにしても、主演の二人は本当に素晴らしいです
レモンは『お熱い・・・』でも、付き合いがよく優しい男を演じているが、本作ではより一層優しさが増している。「男らしいは優しいことだ」と歌にも言うけれど、なんでしょね、このたまらん感じ。
「メリー・ポピンズ」や「チキチキバンバン」でヴァン・ダイクが演じた男性像が僕の理想なんだけど、それに匹敵するレベル。好きな女性が自分の上司と不倫をし、自分の部屋で睡眠薬自殺を図っているのを見つけてしまう。でも命を助けて、仕事を休んで看病をし、「クリスマスを一緒に過ごせるなんて夢のようだ」と言う。あの優しい目でまっすぐ見つめながら。

ヒロインのシャーリー・マクレーンも飛び切り素敵です。
会社(一流企業です)にはグラマーでチャラい、でも優秀な女性が多い中、彼女はスレンダーでちょっとおバカで堅物なエレベーターガール。不倫相手に振り回されているのだが、やっとそれが報われるというタイミングで、レモンの優しさ、愛のほうがはるかに自分にとって大切なのだと気づく。
不倫相手との食事中に、彼のことを思い出し「あっ、そうなんだ!」と思い至ったその時の表情のかわいいこと! そして、走ってレモンのアパートに向かう姿の爽やかなことと言ったら

ああ、やっぱ推薦映画にすればよかったかな(笑)。
75点

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