Takumi Blog

タクミな話

オーディオ狂騒曲(1)

be0a6ff2.jpg今までこの場で言う機会はなかったのだけれど、僕の1番の趣味は?というと「クラシック音楽鑑賞」になると思います。
20歳くらいから聴き続け、活字と同じくらいの時間を音楽鑑賞に費やしてきました。
人生の残りの時間、良い音で音楽を聴いていきたいなと思い至り、15年くらい前のオーディオからランクアップしてオーディオを組もうと、今春秋葉原に向かいました。
2店ほどで、視聴したり店員さんの意見を聞いたりした結果、応対のいい方の店員さんを信用することにして、CDプレーヤー、アンプ、スピーカーはかなり奮発し、AVアンプとセンター・リアのスピーカー(つまりAVシアター用のもの)は全然頑張らないかたちで、揃えることにしました。
といっても、もちろんスピーカーやアンプはしっかり聴き比べましたが、AVシアター用のものやスピーカーケーブルはその店員さん任せとしました。
数日してモノが届き、視聴してみて、いい音がしていませんでしたがあまり気にしませんでした。
だって、オーディオはしばらく鳴らさないといい音が出ないもので、特にスピーカーは最初のうちは「屁」みたいな音とよく聞きますから。
それではと、まずは映画を借りてきて、AVライフから楽しむこととしました。
はじめての5チャンネル(スピーカーが前方左右に2つ、真ん中にひとつ、後方左右に2つ)ライフは楽しく、次々にスペクタクル映画をレンタルしてきては楽しんでいました。
そして、その短いブームも去り、いよいよ本格的にクラシックを聴こうと思ったのですが・・・
さっぱりいい音がしません
映画やテレビでもう充分にスピーカーも鳴らしておいたのに、音に全然勢いがなく、こもったままなのです。
以前のセットと比べても、ある意味美音ではあるけれど、勢いがなく、とにかく楽しさで全く劣る状態。「音楽」なのにね!?
設置場所を変えたり色々工夫しても結果はさっぱり!
部屋の天井の不対称も主要な理由だと思うんですが、左右の音が混ざりあわず、(意識して)聴いていると“体調に影響が出る”くらいに不快なのです。
やむを得ず、再びアキバへ。
店を変えて色々と視聴した後、思い切って機材を一部買い替えたりもしましたが、それでも根本的解決には至りません。
スピーカーの足元をスパイクに変え(シューズのスパイクと同じ。金属突起を履かせて地面との接地面積を減らし、地面への振動を少なくします)、金属のスパイク受けに載せ、さらに御影石を置いた上に載せるかたちにしたりしました。
タンス類の位置を毎日のように変えてもみました。
それでもダメで、「もう、この部屋では無理なのかな・・・?(半年後に引っ越しもあるし)」と諦めかけていた頃、たまたま音大出の友人から電話があり相談してみると「詳しい人に聴いてあげるね」と言ってくれました
後日すぐに電話があって、友人の友人曰く「ショップでいい音が鳴っていたのなら絶対に同じ(あるいは近い)音になるはずだ」とのこと。
当り前な意見になんとなく勇気が!
「どんなこと言ってた?」って尋ね、言われたことを次々試すんだけど、根本的解決には至らず。
でも、2度目にもらった電話の時の最後の方で「古いスピーカーケーブルでちゃんと鳴ってたのなら一度それに戻してみれば?」と言われ「ええ?前のケーブルって購入時についてた最低のやつやで!超安もんの・・・。まあやってみるわ。」と半信半疑ならぬダメもとで取り換えてみると・・・
なんと鳴ったのです!!
完璧な美音とは言わないまでも、とりあえず、勢いが戻ってきました。
こもりまくっていた音が抜けてきたのです。
ということは・・・
!主原因はスピーカーケーブルだったのですよ
店員さん任せにしておいた(写真下)
そのケーブルが、「全然ダメなもの」もしくは「このセットとは合わないもの」だったというわけなのです。
いや、これ高かったのですよ。
確か5万円くらい
僕も「たかだか電線が5万円か~」と思ったもの!
まだまだ左右のバランスは悪く、不快感も残りますが、とりあえず音の勢いは出てきて、目の前がパッと明るくなりました。
いけるかも!?
いや、この部屋では難しくても、次の天井に癖のない部屋なら大丈夫だろ~?と、だいぶ元気になってきて、新しい(買い替えを行った)方のお店にさらなるアドバイスを求めて先日行ってきたのですが、そこで驚くべき結果が待っていました
それは、「意外なものがものすごい力を発揮した!」という、そして「本当のプロというものがいた!」というレポート。
次回です(続く)

次に読むなら

『天使にラブソングを』映画版

なかなか有名な作品だが、恥ずかしながら初見でした。そして、思っていたよりもはるかに良かった。 ストーリーはシンプル。ハスッパなナイトクラブ歌手が思わぬことから修道女となり、そこで引き起こす悶着と、合唱指導を通してお互いが

Read More »

究極のデブキャラ『スクール・オブ・ロック』

学園もの音楽劇・・・でいいのかな。非常に楽しくて、後半は涙もボロボロ。最近見た中でベストの作品と言っていい(この後『マッドマックス怒りのデスロード』を観て、これは更新されてしまったが)。 ロック・バカすぎる男が自分の作っ

Read More »

『スワロウテイル』は邦画の金字塔

3度目の視聴となる。公開が1994年だから初見時は30歳くらいだったのか。さすがに少し古ちゃちいシーンもあったが、全体としての価値は衰えていないと感じた。 まず、強い円を求めて流民が群がる虚構の街イェン・タウン(東京の呼

Read More »

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

エイリアンが一株の花に成りすまして地球で住まい、人類の制服を目指す・・・というB級ホラー作品(映画あり)の、さらにミュージカル版の映画化作品。 音楽も悪くないし、セットやダンスの雰囲気も良いが、実際かなり退屈した。最近観

Read More »

『ピンポン』はちょっと期待外れ

2002年、同名コミックを実写化した作品。十分におもしろいけれど、まあこんなもんだろ、という感じ。 原作は1冊くらい読んだことがあったか。続けて読みたくもあったが、どうしてもというほどでもなく。なんとなく展開が予想された

Read More »