楽器はなくても楽は奏でる~♪ 2019/4/24 By Leave a Comment え~、内匠です。 これから、仕事のガチなのは、タクミな話ではなく、こっちで書いていこうと思います。 このたび、新しく音楽家(演奏家)プロフィール撮影👉 のページをリニューアルしてアップしましたが、音楽家の撮影でよく受けるのが、 「楽器がないけれど、どうしましょう?」「うまくいくかしら?」というご相談です。 いやまあ、こっちとしては「大丈夫です!」としか答えようがないですが(笑)、それはさておき、もちろん、それなりに対処法はある。 というか、ナチュラルにそうなるorするしかないのだが、その分しっかりとテンションを上げて撮る、というのが回答かな、と思います。 ちょうど、ここ最近で、タイプの違う楽器なし音楽家撮影が2件あったので、それを見ていただきましょう。 ①メイクでテンションを上げる まずひとりめはピアニストのかた。 beforeはこんな感じ。 結果から言うと、このかたの場合はメイクでテンションを上げました! まず気に入ったのが、リクエストの「甘カッコイイ感じで」という言葉です。 これはやりたいことがすごくわかった。 「パンク」イメージが、「甘カッコイイ」そのものなので、よしっ、それで行こう、と。 また、そういうことを何らかしないといけないのが、楽器があるのとの違いです。 ヴァイオリンでも持ってれば、普通のヘアメイクでもそれらしくなるし、楽器に光を当ててテンション上げたりできる。 逆にそれが無いと、それなりに工夫が要るということです。 after パッと目を引くのは、やはりアイメイクですよね!? 90年代式囲み目メイクは、やはり今もメイクアップ・アーティストの必勝テクニックのひとつ。 仕上がりのテンションを上げるのにはまずこれ、という感じですが、それでも各人に違うことをしないと、決してうまくはいきません。 ②撮影でテンションを上げる お二人目はパイプオルガン奏者のかた。 beforeはこちら。 上の方とは違い、このかたは、撮影イメージの決め込みでテンションを上げました! リクエストが「シックな感じか、親しみやすい感じか、迷っている」という中途半端なものだったので、「真逆でしょう!?(笑)」と突っ込みながらも、頭の中ではそれらの接合店を検索中~。 結果 “大人の優しい笑顔。こちらを見て微笑んでいるようでも、見られているナルシズムを感じさせる”みたいに撮れればいいな、というものに至り・・・ 決まれば、後はまっすぐ進むだけです! after メイクは一見超ナチュラルですが、実はそれなりにやっています。 TAKUMI式一重メイク、というやつ。実はメイクで変身するのは、一概に 理想的なふた重 > ひとえ > 奥二重 だったりするんですよ。知らなかったでしょ!?(笑) ③ただ漠然とメイク&撮影しても、全然ダメ あるいは全ての撮影がそうですが、楽器無しの音楽家なんて、特にそうでしょう。 普通に撮れば、普通のプロフィール写真にしかなりません。そりゃそうですよね。人間しかいませんから(笑) ゴージャスなドレスを着ればそれらしくなりますが、衣装をあまり頑張らないのが(ひとつの)流行だったりするので、その場合はなおさらね。 あっ、なんか素敵な演奏してくれるんじゃないか? と見た人が思う写真を撮ろう、という気迫がこちらになくては、これはもうどうしようもない世界なのです。 さて、最初に言いました音楽家(演奏家)プロフィール撮影の新ページ👉 全くの新プランではなく、アーティスティックプランを付け加えたブラッシュアップ式リニューアルなのですが、写真のレベルが格段に上がっています。ぜひご覧ください。 また、今日はそのうち、トロンボーンのロケ写真を1枚紹介させてください。 ヘアメイクは宮本さん、撮影は内匠。 ロケ地は新宿駅近くで、人通りの切れ目を狙っては撮る・・・という状況でした。 モデルのポージングセンスもよく、狙い通りのかっちょいい1枚に仕上がったと思います。 では、今日はここまで。
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