え~、内匠です。
これから、仕事のガチなのは、タクミな話ではなく、こっちで書いていこうと思います。
このたび、新しく音楽家(演奏家)プロフィール撮影👉
のページをリニューアルしてアップしましたが、音楽家の撮影でよく受けるのが、
「楽器がないけれど、どうしましょう?」「うまくいくかしら?」というご相談です。
いやまあ、こっちとしては「大丈夫です!」としか答えようがないですが(笑)、それはさておき、もちろん、それなりに対処法はある。
というか、ナチュラルにそうなるorするしかないのだが、その分しっかりとテンションを上げて撮る、というのが回答かな、と思います。
ちょうど、ここ最近で、タイプの違う楽器なし音楽家撮影が2件あったので、それを見ていただきましょう。
①メイクでテンションを上げる
まずひとりめはピアニストのかた。
beforeはこんな感じ。
結果から言うと、このかたの場合はメイクでテンションを上げました!
まず気に入ったのが、リクエストの「甘カッコイイ感じで」という言葉です。
これはやりたいことがすごくわかった。
「パンク」イメージが、「甘カッコイイ」そのものなので、よしっ、それで行こう、と。
また、そういうことを何らかしないといけないのが、楽器があるのとの違いです。
ヴァイオリンでも持ってれば、普通のヘアメイクでもそれらしくなるし、楽器に光を当ててテンション上げたりできる。
逆にそれが無いと、それなりに工夫が要るということです。
after
パッと目を引くのは、やはりアイメイクですよね!?
90年代式囲み目メイクは、やはり今もメイクアップ・アーティストの必勝テクニックのひとつ。
仕上がりのテンションを上げるのにはまずこれ、という感じですが、それでも各人に違うことをしないと、決してうまくはいきません。
②撮影でテンションを上げる
お二人目はパイプオルガン奏者のかた。
beforeはこちら。
上の方とは違い、このかたは、撮影イメージの決め込みでテンションを上げました!
リクエストが「シックな感じか、親しみやすい感じか、迷っている」という中途半端なものだったので、「真逆でしょう!?(笑)」と突っ込みながらも、頭の中ではそれらの接合店を検索中~。
結果 “大人の優しい笑顔。こちらを見て微笑んでいるようでも、見られているナルシズムを感じさせる”みたいに撮れればいいな、というものに至り・・・
決まれば、後はまっすぐ進むだけです!
after
メイクは一見超ナチュラルですが、実はそれなりにやっています。
TAKUMI式一重メイク、というやつ。実はメイクで変身するのは、一概に
理想的なふた重 > ひとえ > 奥二重
だったりするんですよ。知らなかったでしょ!?(笑)
③ただ漠然とメイク&撮影しても、全然ダメ
あるいは全ての撮影がそうですが、楽器無しの音楽家なんて、特にそうでしょう。
普通に撮れば、普通のプロフィール写真にしかなりません。そりゃそうですよね。人間しかいませんから(笑)
ゴージャスなドレスを着ればそれらしくなりますが、衣装をあまり頑張らないのが(ひとつの)流行だったりするので、その場合はなおさらね。
あっ、なんか素敵な演奏してくれるんじゃないか?
と見た人が思う写真を撮ろう、という気迫がこちらになくては、これはもうどうしようもない世界なのです。
さて、最初に言いました音楽家(演奏家)プロフィール撮影の新ページ👉
全くの新プランではなく、アーティスティックプランを付け加えたブラッシュアップ式リニューアルなのですが、写真のレベルが格段に上がっています。ぜひご覧ください。
また、今日はそのうち、トロンボーンのロケ写真を1枚紹介させてください。
ヘアメイクは宮本さん、撮影は内匠。
ロケ地は新宿駅近くで、人通りの切れ目を狙っては撮る・・・という状況でした。
モデルのポージングセンスもよく、狙い通りのかっちょいい1枚に仕上がったと思います。
では、今日はここまで。
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