『オズの魔法使い』は途中で断念 2023/1/15 By Leave a Comment 1939年のファンタジー・ミュージカル映画。娘たちと観たが途中で時間切れ。残念ながら、続きを観ようとは思わなくなった。 主演はジュディ・ガーランド。子役から珍しく大成し、名作『スタア誕生』でも主演。歌手としてグラミーも取ったが、子役上がりのご多聞に漏れず?薬物疑惑が付いて回る私生活だったようだ。 『美女と野獣』の「朝の風景」ばりのごちゃごちゃオープニングの後、名曲「虹の彼方へ」と続くところまでは完璧。愛犬を連れ去られて、不貞寝をしてしまう場面から、もう夢の世界に入ったのか。 逃げ帰ってきた犬と共に家出をするも、翻意して帰る途中で竜巻に家ごと巻き上げられ、そこからは異世界に降り立つ。ご存じのごとく、案山子やブリキの兵隊をパーティーに加えながら、エメラルド・シティを目指す・・・というところで時間切れとなった。 後はライオンを加えて目的地にたどり着き、家の良さを再確認する、という流れのはずだが、メイク、特撮、テンポなど、すべてが時代なりなので、さすがにしんどくなるのだ。 同じような趣向の『メリー・ポピンズ』(1968年)とはさすがに年代が違うとしても、メリーが今なお最高におもしろいことを考えると、パウンド・フォー・パウンド(ボクシングで、”階級を超えて”の最強を考える)的に”時代を超えて”評価した場合、一回り・二回り劣ると言ってよいのではないか。 特筆して褒める部分も、どうかなぁ、最初の部分だけかな。あっ、最後まで観ていないのだけれど(笑)40点
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