ピーター・ラビット生みの親、ビアトリクス・ポターの半生を描いた物語。いかにも美大系の空想ふけり勝ち女子が、周りに少数理解者を得て自らの作品世界を崩さずに出版、周囲の思惑を超えた成功を得て、美しい湖水地方の維持・管理へと新たな道を見出していく物語。

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というと単純に聞こえるが、実際、婚約者を病死で失うこと以外、途中これといったメリハリもない。僕が好む映画では基本ないのかもしれないが、それでも退屈するというわけでもなく、心地よく見通せたのは、ビクトリクスの生き方自体が爽やかで魅力的だったのかな。

『ブリジット・ジョーンズ』のレネ―・ゼルウィガーの役へのはまりぶりが一番だろう。この人はこういうちょっと痛い目の女子をやらせると天下一品だ。『トレイン・スポッティング』から贔屓のユアン・マクレガーはしかし、同作以外ではいつもこれというほどの輝きは見せない。

僕でも十分楽しめたので、僕よりも爽やかな作風を好む人にぴったりと来るだろう佳編だ。68点

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