新型コロナウィルスによる肺炎について(1) 2020/4/10 By Leave a Comment ものすごく恐ろしい病気となる可能性があり、世界に大惨事をもたらし、日本も、大災害や戦時のように、大規模な取り組みで抑え込みにかかっています。 でも、日本での現状では、他と隔絶して恐ろしい病気、というほどでもないでしょう。 もちろん舐めていません。ポテンシャルとしては、他と隔絶するレベルです。だから、他とはまったく違う扱いをして、そして、「ものすごく恐ろしくなる手前」で抑え込もうとしている。 先日安倍首相は、このままだと東京都の感染者は2週間後に2万人になる、と言っていました。これは、宣言前の感染者が発症する数値ですから、見立て通りなら、宣言を出した現状でもほぼこうなります。 死者は何人か。日本では今まで2%。検査範囲を広げたので、医療崩壊を考えなければ減る可能性が高いと思われ、仮に1.5%だとして300人。 これはどのくらいの数値なのでしょうか? 最近新型インフルエンザと呼ばれるものも、年間に全国で3000人の死者を出しますが、ほぼ1~3月にまとまりますので、ピーク時にはひと月に1000人。比例計算で東京都が100人として、300人は3倍規模ですね。 仮に、このまま抑え込みに成功すれば、その過程で、また300人くらい亡くなるとして合計600人。新型インフルが3か月で300人としたら、その2倍程度の病気となります。 ワクチンはさすがにできるとして、2020年(あるいは2021年まで)の人的・経済的損失は多大ですが、病気としては、インフルと大差なかったね、ということになる。ましてや、全国的に見れば、インフルほどのこともなかったということになる・・・のかもしれません。 インフルエンザ以上に個々人が用心をしての数字ですし、死ぬときの孤独な姿など、恐ろしさは上の数値以上と言えます。しかし、その他とはけた違いの病魔、とはまだなっておらず、正直、日本人がパニック病に罹っているという言い方も正しいでしょう。
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